ザ・ポーグスのファン、命を救ってくれた恩人探し

土曜日（7月5日）、ロンドン、ハイド・パークで開かれたフェスティバル＜British Summer Time＞でザ・ポーグスが演奏中、心臓発作により倒れた男性の家族が彼の命を救ってくれた観客の1人を探している。

◆ザ・ポーグス画像

アンドリュー・プランクさん（46歳）はザ・ポーグスがパフォーマンス中、突然、発作に見舞われた。ショウが中断され医療チームが駆けつけるのを待つ間、1人の男性がCPR（心肺蘇生法）を施したという。

プランクさんの家族はこう話している。「私達は何としてもこの人物を探し出したいと思っています。この素晴らしい男性にお礼を言いたいんです。病院から、彼が10分間CPRを施してくれたおかげで助かったと聞いています」「心臓は10分間停止していました。彼のおかげで医療チームはアンドリューを蘇生させることができたんです」

ザ・ポーグスは翌日、プランクさんにお見舞いの言葉をかけると同時に、家族からの「ハイド・パークで心臓発作を起こした男性にCPRを施してくれた人の名前を知りませんか？　お礼が言いたいんです」とのメッセージをリツィートした。

無事に病院で意識を取り戻したプランクさんは、自分の身に何が起きたのかは覚えておらず、別のことを心配していたという。家族はこう話している。「目が覚めたとき、彼はTシャツはどこかって気にしていた。医療チームが切り裂いていた。お気に入りのTシャツだったんだ。彼はまず最初に、お気に入りのポーグスTシャツを失ったことに腹を立ててたよ！」

Ako Suzuki, London