【ライブレポート】大森靖子、黒木渚ら“タワレコメン”が魅せた恵比寿の一夜

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タワーレコード主催のライブイベント<DAY.3~スペシャルタワレコメン~>が、11月19日に恵比寿・LIQUIDROOMにて開催された。オフィシャルからのレポートをお届けしよう。

◆<DAY.3~スペシャルタワレコメン~> 画像

タワーレコードの日本上陸35周年を記念して、11月17日より連日実施されているイベント<TOWER RECORDS 35th Anniversary Live! EBISU 6DAYS>。この日は、タワーレコードのスタッフが世間で話題になる前のアーティストの作品をピックアップする企画“タワレコメン”に選出されたアーティストから、スタッフ一押しの4組が集結したスペシャルな一夜となった。


トップを飾ったのは、大阪発の3人組ギターバンド・コンテンポラリーな生活。彼らは冒頭の「死なない声を探す」をはじめ、ジャキジャキと切れ味の鋭いギター、ゴリゴリでぶっといベース、疾走する場面でもずっしりとした重みでボトムを支えるドラムスのアンサンブルで、3人とは思えない爆音を響かせていた。最後に、11月にリリースされた初のフルアルバム『ヘドが出る前に』よりタイトル曲を演奏。多くの観客にもっと観たいと感じさせたであろう、あっという間のステージを展開した。


続いて、10年以上のキャリアを持ちながら、どこか少年性を漂わせる音世界でファンを魅了しているおとぎ話が、お揃いのスーツでビートルズ「Good Night」に乗りながら登場。バスドラムやアンプを装飾する電球の灯りがほんのりとサイケ感を漂わせるなか、ライブはちょっぴりセンチメンタルな「少年」からスタートした。「ネオンBOYS」、「Boys don't cry」といった人気曲や、1stシングル「KIDS」、さらにフロントマンの有馬和樹に煽られた(?)牛尾健太のギターソロ・コーナーを挟みつつ、来年1月にリリース予定の新アルバム『CULTURE CLUB』の収録曲「COSMOS」でフィニッシュ。ロックンロールの魔法に魅せられうっとりするオーディエンスの姿が印象的だった。


後半戦の幕開けとなる3組目は、2013年に同名義でのバンドを解散し、ソロとして再スタートを切った黒木渚。そんなソロ・アーティストとしての彼女を象徴する一曲「革命」が高らかに始まりを告げたライブは、ハンドマイクでステージを駆け巡った「フラフープ」から「あたしの心臓あげる」まで、30分という短い時間ながらも多彩な選曲で展開された。MCでは、2015年に新作を発表することを解禁し、その収録曲「虎視眈々と淡々と」を初披露。髭の宮川トモユキをベーシストに迎えた新編成のバックバンドの演奏もバッチリで、会場は気品と色気を兼ね備えた黒木の魅力に終始包まれていた。


トリの大役を務めたのは、女性シンガーソングライターのなかでもとびきり個性的な音楽性と存在感で話題をふりまく大森靖子。SEもなくフラっとステージに現れたかと思うと、突如詩の朗読を始め、続けざまにアコーステックギターを激しく掻き鳴らしながら1曲目の「あまい」に突入。静と動を自在に行き交う歌唱やギターテクニックは、20代ながら百戦錬磨と呼べる圧倒的なもので、ときにシアトリカルなパフォーマンスを交えながらオーディエンスの視線を釘付けにしていた。本編ラストの「新宿」まで緊張感に吞まれていたような聴衆も、アンコールの「絶対絶望絶好調」、「デートはやめよう」、「呪いは水色」の3曲でテンションが爆発! ときにアコギ1本でフロアに降り立ち、アカペラ(最後は生声)で一人一人の心に語りかけるようなステージは、タワレコメンの歴史に新たな伝説を刻んだことだろう。

Photo by 埼玉泰史

<DAY.3~スペシャルタワレコメン~>セットリスト

■コンテンポラリーな生活
死なない声を探す
嫌々々々
ハッピーライン
東京殺法
憎しみのブギ
ヘドが出る前に

■おとぎ話
少年
ネオンBOYS
Boys don't cry
KIDS
光の涙
COSMOS

■黒木渚
革命
フラフープ
あたしの心臓あげる
虎視眈々と淡々と


■大森靖子
あまい
エンドレスダンス
絶対彼女
あたし天使の勘忍袋
夏果て
hayatochiri
Over The Party
君と映画
新宿
[EN]
絶対絶望絶好調
デートはやめよう
呪いは水色

◆<TOWER RECORDS 35th Anniversary Live! EBISU 6DAYS>サイト
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