【インタビュー】三浦大知が語る風邪対策。「そもそも僕はあんまり信じてない」
大知:あ、でも、そうだ……これ、いつのツアーだったかな? <Door to the unknown>ツアー、<exTime Tour>かな。そこらへんの時に胃の調子がずっとよくなくて。逆流性食道炎ふうの、ずっと胸のあたりが焼けてる感じっていうか。で、そうなってくるとちょっと歌いづらいっていうか、みたいなのがあって、その時は薬とか飲んだり、休めたりはしてたかな。でもそれはあんまりスタッフの人とかにも言ってなかったですね。
スタッフ:そうですね。
大知:まあ大事になる一歩手前ぐらいまできたら言おうかな、ぐらいの(笑)。ちょっとほんとにヤバいかも、ぐらいになったら言おうかな、ぐらいの感じだったんです。だから一応、マネージャーさんには言って、薬は持ってもらったりはしてました。でもそんぐらいじゃないですかね。「実は右手折れてて……」とか、そういうのはないです。
── あははは。
大知:それはちょっと自分の憧れでもあるんですけど(笑)。ライブ終わってみて、「実は骨折してました。」とか(笑)。
── そうね、「ええっ、大知くん骨折してボロボロになりながらも、あんなにすごいステージで魅せてくれたの!?」って、驚きと感動を呼びますね(笑)。
大知:(笑)。でもそれぐらいじゃないですかね。あとFolder時代に1回39度とか熱出てたけどライブした、みたいなのはあったような覚えがありますけどね。
── でも逆に言うとそのぐらいしかないってこと?
大知:そうっすね。
── それもすごいよね。
大知:そうですかね。それぐらいだと思いますよ、多分……はい。
── 大知くんが言う、「気を張ってると風邪を引かない」とか、体調が悪くならないとかいうことを考えると、10年以上、まあ後々話しますけど、2015年にソロ10周年って考えると、10年以上に渡って気を張り続けてるっていう(笑)。
大知:いやいやいや、なんていうんですか、特に風邪とかはそもそも僕はあんまり信じてないっていうか。
── ちょっと待って、「信じてない」の意味がわからない(笑)。
大知:あははは。いや、「病は気から」って、ほんとにそうだと思ってて。病は気からだと思うんですよね。だから風邪なんてものは自分が風邪って言うか風邪って言わないかだけの話で。
── お、おう……。
大知:と思ってるんですよ。だからちょっと風邪っぽい症状が出ても、“いや、風邪じゃない”と思ったら風邪じゃないと思ってるんで。で、そう思うと、不思議とそこから発展しないんですよ、あんまり。その先の、いわゆる、これはもう風邪じゃないって言ってても足はフラフラするし、みたいなのにいかないっていうか。
── へぇ~!
大知:体が風邪じゃないってほんとに思い込むと、結構、治るってなりますね。だから「病は気から」は、ほんとにそうだと思いますね。
── じゃあ、それは大知くんを信じて、私も今度、風邪引きそうになったら……。
大知:いちばん最初、初期の段階でそれを思うっていうか、まあ常に思っとくのが一番いいと思うんですけど。病は気からを心の底から信じてるっていう(笑)。その時だけ騙そうとしても多分、騙せないんですけど(笑)。
── ああ(笑)、常に信じてないといけない。神様と一緒だね。
大知:あははは! そうですかね。常に病は気からだから、気持ちをあんまり落ち込まないようにしとこう、みたいな。
── わかりました。というか、まさか20分もこの話するとは思ってなかったんですけど(笑)。
text by ytsuji a.k.a.編集部(つ)
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