【インタビュー】歌手・吉沢明歩、いつかは恵比寿マスカッツのメンバーと一緒に

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これまで歌手デビューしていなかった最後の大物セクシー女優・吉沢明歩。恵比寿マスカッツでも中心メンバーとして活躍した彼女のソロデビュー楽曲「大人の片思い。」が配信開始となった。そこで、歌手デビューを記念して、あっきーにいろいろ訊いてみた。

◆吉沢明歩 インタビュー 撮りおろし画像 Part1

「なぜ今まで歌手デビューしてこなかったのか?」という問いに答えるのは、吉沢明歩ファンや恵比寿マスカッツファンならば簡単だろう。単刀直入に言えば、あっきーは歌があまり得意ではないから、である。一方で、彼女にとって「アイドルになりたい」というのは幼い頃から憧れ続けた夢だった。

「小学校の低学年くらいからアイドルになりたかったですね。憧れていたのは、森高千里さん。あのちょっとアイドルっぽい色使いをしたミニスカのワンピースを着て、長身で足がすらっと長くて。フリフリのスカートを揺らしながら歌っている姿は、女の子たちの憧れの存在のひとつでしたね。私もなれたないいなーって。……あ、歳がバレる(笑)」

恵比寿マスカッツ時代の、初メインボーカル曲「逆走♡アイドル」の時には、アイドルになりたいという夢が叶ったことと、自分が歌えるのかという不安から涙も見せたあっきー。ではなぜ、このタイミングで歌手としてソロデビューすることを決断したのか。きっかけは、2014年9月に行なわれた<セクシー・アイドル・ミュージック・フェスタ2014>だったという。あっきーがMCとして参加したこのイベントで、関係者に歌手デビューを打診されたのだ。

「アイドルになりたいって夢はあったし、恵比寿マスカッツでもセンターの曲をいただいたりして、すごく……“ありがたい”というか。そんなに私、歌が得意じゃないのに、前に出させてもらってありがたかったし、ファンの方にもすごく応援してもらっていたので、感謝の気持ちでしかないんですけど……でも、その、ひとりで歌を歌うってことに、自分の中では、「いや、無理だよ」という気持ちも正直、あったんです。ただ、マスカッツを始めた時からスタートさせた歌のレッスンは、マスカッツが終わってからもずっと続けていたんですよ。だけど、やっぱ、こう、自信がまったく持てなかったし、「ひとりで曲を歌うなんて……」っていう不安な気持ちも強かったので、いただいたお話に最初は戸惑ったんです。ただ、お話をいただくこと自体が、今まで地道にやってきたことに対する千載一遇のチャンスというか、ご褒美というか(笑)。せっかくそう言っていただけるなら、チャレンジしなきゃダメでしょ。って思い直して、お話を受けることにしたんです。」

そして始まったソロ歌手としてのチャレンジ。レコーディングはすでに恵比寿マスカッツで経験済みとはいえ、ひとりで歌と向き合ってみると、あっきーの中では、歌う楽しさよりも難しさのほうが、まだ勝っていたようだ。

「歌は難しいですね。あの、芝居でもそうだけど、抑揚の付け方というか。「歌は気持ちだから」って事務所の社長は言ってくれて、それはわかって、気持ちを乗せて歌っているつもりだけど……。あと、前はユニットだったので、いろんな声が混ざり合って1曲になっていたんですけど、今回はひとりなので、ひとりの歌声で歌いあげて、メッセージを届けるっていうのはすごい難しいなって。歌ってみて楽しいか、ですか? うーん……楽しいまでの余裕はないです(断言)。あはははっ。ただ、「歌をやるよ」っていうことによって、長年応援してくれているファンの人は、すごく待ちわびてくれてる感じで喜んでくれたので、そこは嬉しかったです。」

「大人の片思い。」は、歌手・吉沢明歩のソロデビュー曲であると同時に、初めて作詞にも挑戦した作品となった。

「ただもう2週間くらいずっと悩んでたんです。歌詞って、そんな、なんか天才的な感じでは出てこなかったですね。うふふふふ。歌詞はiPhoneで書いてました。」

実体験を元に、iPhoneで言葉を紡いでいたというあっきー。その世界観を映像化した全4種類のミュージックビデオは、セクシー過ぎることもあってか、「dビデオ」ではランキングでTOP3を独占(1月18日付)、「BeeTV」でも1位(2014年12月25日付)を獲得した。恵比寿マスカッツでも手にすることができなかった1位。あっきーは「ファーストキスと同じくらい、今回の初体験も嬉しい」と、15歳での初体験(ファーストキス)に絡めたコメントを発表したが、実はこの時、1位よりも嬉しいことがあったそうだ。

「(「dビデオ」のページ上で)ayuの新曲と並んでたんですよ、私! そのことがすごく嬉しくて。その画面をキャプチャーして保存しようと思っていたんですけど、私のスマホから「dビデオ」を登録しようとしたけど上手く行かず、マネージャーに連絡してやってもらうのも忘れてました(笑)。でも、その事実がすごい嬉しくて。ずっと憧れていたayuの横に自分が並んでいるっていうのは、1位になったことより嬉しかったかもしれない。」

ここで、話題のミュージックビデオについての素朴な疑問を本人にぶつけてみた。それは「一番最後の艶かしいシーンは歌詞ともリンクしているからわかるとして、なぜ、開始30秒でいきなり下着になるんですかね?」という疑問。するとあっきー、大爆笑だ。

「私も、「PVできたよ、観る?」ってスタッフさんに言われて観て、その脱いでる瞬間に「なんで私、脱いだんだろう?」って自分でもツッコミ入れました(爆笑)」

既述のとおり、この曲は吉沢明歩の初作詞作品。つまり、あっきーが心まで裸に、オープンにした楽曲といえる。そのあたりの事実をも反映させ、想いを映像化するためには、下着姿や“それ以上の姿”が必要だったのかもしれない。そして確かなことは、このミュージックビデオに全編にわたって大河のように流れているのは、間違いなく「セクシー」そのものである、ということ。

時に吉沢明歩といえば、セクシー女優としての芸歴は10年を突破。これまで幾度となくカメラの前に立ってきた。そこで、演者だからこそ感じるであろう、「PVとAVの共通点」について質問してみる。

「なんだろう。カメラの距離感……は、一緒ですね。自分が表現するわけじゃないですか。それを撮ってくれるカメラには、ヨリがあってヒキがあって。……あと、PVには構成、流れがあって。でもそれはAVにもあって、見せるところは見せる、イメージ映像的なところは、そう作る。結局、(私の中では)PVもAVも一緒なんだと思います。」

そして最後に、歌手・吉沢明歩としての今後の目標を訊く。すると、意外な答えが返ってきた。

「マスカッツでも、ソロで活動しているメンバーも多いので、一緒にやれたらいいなって思うし。それはマスカッツを応援してくれていたファンの方への恩返しでもあるし、メンバーみんな頑張っているから。うん。一緒にやれたらなって。」

いつかはマスカッツのメンバーと一緒に。それが歌手としての扉を開いた彼女の目標── 。

text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)


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