【インタビュー】コラブロ「ロックやメタル、ホルモンやきゃりーも大好きだよ」

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――今回、初来日ということで、メンバーそれぞれのバックグラウンドを教えてください。

ジェイミー:僕は小さいころからオペラにものすごく影響を受けてきた。祖母がオペラの大ファンで、僕が11歳のとき亡くなったんだけど、大量のレコード・コレクションを僕に遺してくれたんだ。それを聴いて育った。大学ではスペイン語を勉強したけど、クラシック音楽のレッスンも受けていた。コラブロを結成したときは、キプロスのホテルと契約結んでいて、マットと同じ会社で働いてたんだ。それで、Facebookを通じスペインにいた彼と知り合って、何かやろうってことになった。オーディションを開いてトムとマイケルに出会い、その後、YouTubeで見たリチャードをリクルートした。それがグループの始まりだよ。

マイケル:僕は、母がいつも車の中でミュージカルの音楽をかけてたんだ。大学では会計士になる勉強してたんだけど、ミュージカルの仕事がしたいなと思って、ミュージカルのサークルに入っていた。だから、ジェイミーとマットのオーディションを知ったときは飛びついたよ。ラッキーなことに選んでもらえた(笑)。

トム:僕の家は、父がスレイドやT・レックスみたいなブリティッシュ・ロック・バンドが好きで、母がクラシック音楽のファンだったんだ。僕は小さいころから合唱団に入っていた。演劇もやっていた。だから歌って演じるミュージカルは大好きだったんだよ。ダンスはそうでもないけど、下手だから(笑)。そうやって育って、大きくなったとき、それ以外にやりたいことはないって実感したんだ。だから、ロンドンに出てミュージカルの仕事を探していた。そして、コラブロに出会ったんだ。

マット:僕はフランク・シナトラとか、サミー・デイヴィスJr、ディーン・マーティンなんかを聴いて育った。そういうスウィング音楽が大好きで、ミュージカル劇団に加入した。それで、スペインでパントマイムやっているときにジェイミーと知り合い、コラブロを結成したんだ。

リチャード:僕の母は合唱団に入ってて、父はスウィング音楽やオペラが大好きだった。だからいつも車の中でそういう音楽がかかっていた。フランク・シナトラの大ファンになったよ。それで、9歳のとき母親に地元の劇団がやる『レ・ミゼラブル』のオーディションへ連れて行かれたんだ。そこからミュージカルの魅力にとりつかれた。16歳のときストリートで歌うようになったんだ。でも、これにはやむ得ない理由があったんだけどね。両親が学費を払えなくなって、自分で学費を稼ごうと思って歌うことにしたんだ。ファンもできて、YouTubeチャンネルを始めたら、(コラブロの)ボーイズ達が僕を見つけてくれた。
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