【インタビュー】Suzu、ニューアルバム『未来地図』発売。「早くみんなに聴かせたかった、納得の一枚」

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Suzuの1stアルバム『未来地図』がリリースされた。今作はメジャーデビュー前、シンガーソングライターを目指した16歳時の楽曲から20歳現在の楽曲が並ぶ、集大成ともいえる1枚となっている。今作について、Suzuにインタビューを実施。彼女をデビュー前から応援するBARKS編集長 烏丸哲也も参加します。

◆他にアルバムタイトルの候補としては
「イケイケゴーゴー!」とかもありました


――1stアルバム『未来地図』が完成しまして、デビューから1年3ヵ月でひとつの集大成となる作品になったかと思うのですが、完成してみていかがですか?

Suzu:高校生の頃から書きためていた曲とかインディーズのときの曲とかも入っているんですが、早くみんなに聴かせたかったんですよ。だからうれしいです!

――これまでにリリースしたシングルももちろん入っていながら、新録曲もあって、充実した内容になっていますね。

Suzu:はい。とくにタイトルトラックの「未来地図」はいつもライブの最後に披露する、大切にしてきた曲でもあるんですが、ファンの方からもずっと「CDで出さないの?」という声をいただいたりもして、やっと出せるなと。この曲はSuzuが16歳のときに書いた曲で、もともとはショートバージョンしか作ってなかったんですよ。でも、今回アルバムに収録するにあたり、フルバージョンにしたんです。ショートバージョンには16歳のときの心境を書いたんですが、今回、今の20歳になったSuzuの気持ちを書き足して完成しました。だから皆さんがライブでは聴いたことがない、生まれ変わった「未来地図」になっています。

――大切にしてきた曲だから、大切な作品となる1stアルバムのタイトルにもしたんですか?

Suzu:アルバムのメインとなる曲を何にする?ってなったときに、やっぱり「未来地図」だなと。でも…他にアルバムタイトルの候補としては「イケイケゴーゴー!」とかもありました。

烏丸:それは誰の意見(笑)?

Suzu:Suzuの(笑)。

――(笑)。16歳から20歳。Suzuさんの心境の変化がリアルに感じられますね。アルバムのこの4年の間に曲を作る上で変わったことや成長したなと思うところはありますか?

Suzu:歌詞ですね。昔は特にしゃべるのが苦手で…まぁ、今もそうなんですけど、特に日本語の使い方がうまくなかったんですよ。でも、プロデューサーのErik Lidbomさんの他に、日本のアレンジャーさんが付くようになったんですね。で、今回「未来地図」の現在の部分の歌詞を書くとき、曲で伝えたいことを話していたときに「こういうふうに表現したらいいよ」とアドバイスをもらったりしたんです。他にもいろんなスタッフさんも協力してくれて、いろんな人と話をして日本語の使い方をいろいろ覚えてきていきました。

――自分の中になかったボキャブラリーが増えていったのですね。

Suzu:そうそう!だから歌詞の部分は特に成長できたかなと思います。

◆16歳、17歳のときに書いた曲でも
今もそのときの気持ちになって大事に歌える


烏丸:アルバムには16歳から20歳までの自分が詰まっているわけですよね? ものすごく成長と変化を繰り返す年齢ですから、その4年間を詰め込むのは簡単ではないと思うんです。 “今の私はこう思うから、16歳の頃の歌は歌えない”とか、“現在のSuzuで全部作り直したい”とか…どうですか?


▲Suzu/ニューアルバム『未来地図』初回盤

Suzu:もちろん、昔に作った曲を改めて聴いて、子供だなって思うところもあるんですよ。さっき言ったように、歌詞を書くときも言葉が単純だったり。“頑張る”とか“夢に向かって走る”とか。でも、16歳、17歳のときに書いた曲でも、歌えば今もそのときの気持ちになって大事に歌えますね。でも、録り直したいって思うことはありますけどね。いちばん昔に録ったのが「Step by Step」なんですけど、声が子供っぽいなって思ったりする。もうちょっと表現力がほしいな、とか。

烏丸:「Step by Step」と「虹色Color」とのギャップは大きいよね。1曲目、2曲目と続くから特にそう感じます。

Suzu:そうですね。いちばん古い曲と最新の曲だから。

烏丸:ボーカル処理も全然違うでしょう?「Step by Step」はシンプルなシングルボイスですけど、「虹色Color」はダブルを何回も重ねているでしょ?

Suzu:「虹色Color」は本当に何回も重ねて歌ったんですけど、「Step by Step」は本当にひとつの声でシンプルですよね。うん、差がすごいなぁ。

烏丸:他人事のように(笑)。

Suzu:「虹色Color」は7色の虹のイメージどおりにできて満足していますね。

烏丸:“今の音”だよね。海外アーティストで言えば、テイラー・スウィフトやカーリー・レイ・ジェプセンテイラーのようなボーカル処理で。

Suzu:ふふふ、Erikさんみたいですね。さすが(笑)。

――アルバムにはタイアップが付いた曲が多いですよね。この「虹色Color」はドラマのために書き下ろした曲で。

Suzu:そうですね。ドラマ『女くどき飯』さん側から依頼があり書き下ろしました。これは30代の女性を描いたドラマだったんですけど、ストーリーを読ませてもらって、「主人公の気持ちを書いて」って言われたですね。でも私はまだ20歳になったばっかりだったし、ちょっと難しいなと思いながら、まず書いてみたんですよ。Suzuが思う30代女子は、恋も仕事も全部うまくいってかっこいい女性っていうイメージだったんです。でも、30代女性のスタッフさんに見てもらったら「そんなんじゃないよ。30代の女性はみんなこんなにピュアじゃないよ」って言われて(笑)。それで周りのスタッフさんとかバンドメンバーの人とかに相談に乗ってもらいながら、仕事や恋に頑張る女性を応援する歌にしたいなと思って書き直しました。“今日より明日はうまくいくからね!”って。すごくいい曲になったと思います。

◆インタビュー(2)へ
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