【密着レポ】藍井エイル、全国ツアー初日仙台で「心と心の距離を近づける」

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■【インタビュー──仙台darwin】
■「シロップ、漢方、フィットネスの3点は必須」

──リハーサル、お疲れさまでした。途中でブーツを履き替えてらっしゃいましたね。

藍井:パフォーマンスに影響が出そうな気がして替えました。お立ち台に立ったとき、最初に履いてたブーツだと相当な高さになって、それが怖くて動きが止まっちゃったんです(笑)。

──リハの最中に飲んでらっしゃった黒いドリンクは何ですか?

藍井:喉にすごく効く漢方の薬です。あれはかならずライブのときに飲んでいて。その前にもう1つ、喉にいいシロップがあるんですけど、それを飲むとすごく喉の調子がよくなって、その後に漢方を飲むと、喉が開く感じがするんですよね。あと、最近はそれ以外に“のびーるフィットネス”。あれで体を伸ばすと、勝手に喉が開いていくんですよ。体をちゃんと伸ばしておいてから歌うと、高音の歌が続いても喉の疲れ方が違うんですよね。なので、最近はこのシロップ、漢方、のびーるフィットネスの3点セットは毎回必ず使ってます。

──ハイトーンを出すためのケアなんですね。でも、藍井さんは喉が強そうな気がしますけど。

藍井:強いです。喉仏も女性のわりには出てますし(笑)。歌うとすごい首に血管が浮かぶんですよ。私。それがちょっと恥ずかしいんですよね。(歌ってて)“あ~、いま出てちゃってる出ちゃってる”って。

──あとさっき楽屋で見つけたんですけど、お弁当に「食べちゃダメ。ゼッタイ。捨てないで」って書かれてましたけど。あれは何なんですか?

藍井:ははは(笑)。私、残したお弁当をとっておいて、後からチマチマ食べるのが好きなんです。残したものを置いていると、みなさん気を遣って捨ててくれちゃうんですね。それをとっておいて欲しいという意味で。楽しみはとっておきたいタイプなんです。

──じゃあショートケーキはイチゴを最後に残して食べるタイプだ。

藍井:ところが、イチゴは最初に食べます(笑)。ライブのお弁当は、まだあれを食べてない、味わってない、あとで食べようって。ライブが終わった後にそれを食べるのを楽しみにしてる感じです。

──失礼と思いながら、エイルさんのお弁当、ふた開けて中を見たんですけど(笑)。結構食べてましたよね?

藍井:あははは。それ、メンバーにも言われました(笑)。今回セットリストが押せ押せな感じなので、リハーサルのときに「かなり体力を持っていかれるな」と思ったので、いつもよりきちんと食べてたんですよ。食べておかないと体力が持たないですからね。

──なるほど。では、これからツアー初日となる本番がいよいよ幕を開けます。いまの心境を聞かせて下さい。

藍井:ツアータイトルの<BEYOND THE LAPIS>は“ラピス(聖なる石)の向こう側”という意味なんです。ちょうどシングル「ラピスラズリ」が出た後なので、その向こう側に到達しようという意味でつけました。ツアーのテーマは“0距離”。今回はライブハウスツアーですから、みなさんとすごく近い距離感でいろんなことができたらなと思ってまして。そのために、人と人の直接的な距離感を縮めるというより、心と心の距離を近づけることを大事にしながらライブをやっていきたいと思ってます。

──心と心が0距離の状態というのは、お客さんとの一体感を示してるんでしょうか。

藍井:そうです。今回、歌にがっつり入り込むブロックとお客さんと一緒に作り上げるブロック、その両方がきっちり存在していて。いつもよりもかなりお客さんと一緒に作っていく感じが多いと思うんです。“あなたがいて、私がいて、ここに参加したみんながいたからこそ完成するライブだよね”というものにしたいんですよね。

──だから「Bright Future」をツアー前に先行配信したんですか?

藍井:このツアーでどうしてもやりたくて。アルバム制作に入ったとき、「ライブでみんなで作り上げる、みんなで歌える曲をすごくやりたい」って話をしたんですね。それで、ベースのローリンにお願いして、元々あった曲の構成を変えてもらい、合唱パートもいろんなパターンを考えてもらっていまの形ができたんです。みんなで大合唱するって、ライブの醍醐味でもあると思うんです。

──そうして、みんなで盛り上がりながら心を“0距離”に近づけるというのは分かるんですが、歌で入り込むブロックに関しては、どうやって“0距離”を作ろうと考えてますか?

藍井:音を通しての“0距離”を目指したいなと思ってます。そのためには、とにかく音に気持ちをのせて、いかに自分自身が歌に入り込めるかというのが重要だと思います。

──最近は新しいファン層、女性ファンも増えてきましたね。

藍井:とても嬉しいです。今日も入りのときに、女の子が名前呼んでくれてすごい嬉しかったです。

──今回のツアーではグッズも充実していますが、初めてエイルさんのライブを観る方々に何かアドバイスをするとしたら?

藍井:ペンライトはあったほうがいいかも。私のイメージカラーは青なんですけど。それがあればなお一体感が生まれて、ライブが楽しめると思います。あとはタオルもライブでは必要かも。

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