阿部真央、お腹の子と共に全国ツアー達成。「感無量です」

ポスト

3月にスタートした阿部真央の全国ツアー<阿部真央らいぶNo.6>が5月31日、東京・国際フォーラム ホールA公演でファイナルを迎えた。オフィシャルからのレポートをお届けする。

◆<阿部真央らいぶNo.6>写真

これまでで最多の全22か所・23公演となった今回のツアーは、2月にリリースされた最新アルバム「おっぱじめ!」の楽曲を中心にヒット曲、代表曲を交えた充実の内容となった。


会場をブルーのライトが照らすなか、エレキギターを持った阿部真央が姿を見せ、大きな歓声が起こる。オープニングはアルバム「おっぱじめ!」の1曲目に収録された「這い上がれMY WAY」。さらにアコギに持ち替え「優しい言葉」、1stアルバムのタイトル曲「ふりぃ」へ。ポジティブなロックチューンが次々と放たれ、観客のテンションも一気に上がっていく。

阿部は最初のMCで1月の入籍、第一子妊娠を改めて報告。「待ってくれてる人がいる以上、中止や延期は考えられなかった」と当時の心境を語り、「ご心配、ご迷惑をおかけしました。こういう状況でもライブ会場に足を運んでくれて、本当に嬉しいです」と感謝の気持ちを示した。

ライブ中盤では、ステージ中央に置かれた椅子に座り、ミディアムチューン、バラードをたっぷりと披露。ピアノと歌のシンプルな構成による静謐なバラード「words」(シンガーソングライター・Aimerへの提供曲のセルフカバー)、アコギの弾き語りによる切ないラブソング「じゃあ、何故」、人を愛することの素晴らしさをまっすぐに描いたヒット曲「いつの日も」などを表情豊かに歌い上げた。

「自分のまわりの子供たちのことを思って書きました」というキュートなポップチューン「Hello,Jewelry Smile」からライブは後半へ。「モットー」「Believe in yourself」などの代表曲によって、観客の熱気もさらに上がっていく。本編ラストの「ロンリー」の前には「(ツアーを始める前は)正直どうなるかわからなかったけど、無理はせず、やれることは全部やって良いツアーにしたいという並々ならぬ決意がありました。最終日をこんなにいい形で迎えられて、感無量です」と挨拶、客席から大きな拍手が巻き起こった。


アンコールでは新妻風のスタイルで登場し、ユニークなダンスチューン「麹町」、彼女と母親のエピソードを反映させたという「それぞれ歩き出そう」を演奏。ライブだけで披露されている「母の唄」でツアーは幕を閉じた。

「阿部真央を待ってくれている人のところへ、こちらから足を運べるアーティストでいたいと思います」と語った彼女。人生の幸せな転機とともに今回のツアーをしっかりとやり遂げた阿部真央は、シンガーライターとしてさらに充実した時期を迎えることになりそうだ。

セットリスト<阿部真央らいぶ No.6>@国際フォーラム ホールA

1 這い上がれMY WAY
2 優しい言葉
3 ふりぃ
4 春
5 走れ
6 深夜高速
7 words
8 じゃあ、何故
9 天使はいたんだ
10 always
11 いつの日も
12 Hello, Jewelry Smile
13 Marry me baby I love you
14 メールのお尻にハートマーク
15 メドレー~ポーカーフェイス、I wanna see you、プレイボーイ、世界はまだ君を知らない~
16 モットー。
17 Believe in yourself
18 ロンリー
EC19 麹町
EC20 want you DARLING
EC21 それぞれ歩き出そう
WEC22 相模ナンバーのグランドキャビンに乗って
WEC23 母の唄

◆阿部真央 オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報