秀吉、新作でデビュー前の過去曲も再構築。

ロックバンド「秀吉」が、本日行われた＜まひるのワンマン2＞の会場にて新作を8月12日にリリースすることを発表した。

昨年2014年にはバンド結成10周年を迎えた秀吉。彼らの新作は、アルバム『テルハノイバラ』より約9ヶ月振りとなる。今作には新曲「夏のあと」とインスト曲「アトノオト（inst.）」の他には、7年前にCDデビューを果たす以前の楽曲「雨音フィルム」「ひらり」「放課後」「淡い夜」「レモンの飴」が再構築した形で収録される。最近ではゲスの極み乙女。やindigo la End、THE NOVENBERSなどのレコーディングを手がけている岩田純也氏をエンジニアに迎えており、バンド初のアナログテープを駆使したミックスにより、原曲からさらに温かみのある音像に仕上がっているということだ。

また、8月29日から全国ツアー＜アトノオトサガシツアー＞の開催も決定。初日の地元群馬公演と最終日下北沢公演は、デビュー前に思い入れのある会場で縁の深いゲストを迎え開催されるということだ。詳細は追って発表されるので、ファンはお楽しみに。

さらに、秀吉のボーカルギター・柿澤秀吉とイラストレーター・フクモトエミによるユニット「柿澤秀吉とフクモトエミ」がイラスト付きCD「きみをさがしてた」をライブ会場にて販売している。ふたりのライブは、フクモトによる紙芝居のような映像作品をバックに柿澤が弾き語りで音楽を奏でるという独特のスタイルのもので、じわじわと話題を集めているという。現在、今作を携えた全4本の初ツアー＜からっぽツアー＞が開催中だ。