【イベントレポート】アンジュルム 佐々木莉佳子、センターに必要なのは『時代に流されないこと』

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アンジュルムの佐々木莉佳子が初の写真集『RIKAKO』の発売を記念して、7月28日に福家書店 新宿サブナード店にてイベントを開催した。

◆アンジュルム 佐々木莉佳子 写真集『RIKAKO』発売記念イベント 画像

アンジュルムに3期メンバーとして2014年10月に加入。デビューわずか半年で発売となった1st写真集『RIKAKO』は、沖縄を舞台に、無邪気で無防備で無垢な佐々木莉佳子の姿が詰め込まれた1冊となっている。

「やっぱりひとりは緊張します。声震えてるんですけど、頑張ります。」と、初めてのひとりでの会見に応じた佐々木(ソロイベント自体、これで3回目)。「お馬さんの下で舌を出してる私、なんですけど、馬を飼っているおじさんがいて、ふざけて「馬の下に顔をやるといい」って言って。「じゃあやります。」って言ったんですけど、怖くて。ビビっている時の私です。」と、写真集で定番のお気に入りの一枚を示しながら笑顔で語るも、撮影時期を訊かれると「11月……?」と、なぜかアンジュルム加入発表直後の、ありえない時期を答えてしまう。スタッフから4月だと教えられ、赤くなりながら必死に訂正すると、そんな仕草に報道陣から思わず笑いが。とはいえ、記者から投げかけられる質問に対して、佐々木は一生懸命、頑張って自分の思いをしっかりと伝えていく。

ロケを行なった沖縄では、「私は宮城県出身で、結構、海の子なんですね。東京に来ると海に入る機会って少なくなって。沖縄って海のイメージがあるので、「海に入りたいなー」って思ってたら、久々に入れて気持ちよかったです。」と、地元の海代わりに沖縄の海を満喫した様子。ちなみに彼女がもう一枚お気に入りとして挙げたのは、そんな沖縄の海に浮いているカットだった。

「写真集『RIKAKO』について、アンジュルムの他のメンバーは何か言っているか?」という質問には「2期メンバーさんは、なんか「写真集はいい」みたいなことを話してたんですけど、多分出したいんじゃないかなーって(笑)。うふふ。でもわかんないですよ。私がそう理解したというだけで。どうなのかなって。」と、嬉しそうに語る。そして「(点数をつけるとしたら)……そうだなー。100点を通り越して、120点ですね。初めての写真集ということで、低い点数をつけたらあれかなって思って。結構見応えのある写真集だと思うので、たくさんの方が観て、元気をもらってほしいなって思います。本当に素な私が詰まった1冊になっているので、私のことがわからない方でも、佐々木莉佳子って娘はこんな娘なんだなってわかると思います。」と、初写真集の仕上がりに満足そうだった。

なお、この夏、佐々木がやりたいことは「ウォータースライダーがしたいです。プールに行くことがあんまりないので、ウォータースライダーに乗ってみたいなって思ったりとか、あとベタなんですけど、今のアンジュルム9人とスイカ割りをしたいです。福田さんが卒業するまで、9人でどこか遊びに行きたいねって話をしているので、叶えたいなって思います。」とのこと。もっとも、アンジュルムに加入して初めての夏は「結構、忙しいなって。暇があったら宮城に帰っていたんですけど、今年は帰れるか帰れないかってくらい忙しいです。でも忙しいことってありがたいことです。」と、早くも前年以上に充実した夏になっているようだ。

ところで、アンジュルムは現在、新メンバーオーディションを開催中。一方で、最新シングル「七転び八起き/臥薪嘗胆/魔法使いサリー」で、佐々木はセンターを務めている。「面白い娘だったりとか、歌とダンスがすごく好きな娘だったりとか。でも一番は、アンジュルムが好きっていう娘に入ってきてもらいたいです。」と、まだ見ぬ新メンバーへの期待を口にするが、「自分よりもっとすごい娘が入ってきたらセンターを取られちゃうのでは?」という問いかけには、「不安は、ないといえば嘘になるんですけど、やっぱりセンターというのは、すごい目立つ位置なんで譲りたくはないんですけど、もっとすごい娘が入ってきたらしょうがない(笑)。負けたくないな、とは思います。」と、コメント。

そして、「どうすれば負けない?」と訊かれて、「そうですね……。『時代に流されないこと』ですかね。」ときっぱり言い切った14歳であった。

text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

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