【インタビュー】MY FIRST STORY、「VAMPSへの尊敬もありつつ負けたくない」

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■ありのままの素のMY FIRST STORYを
■今まで培ってきた4年間をすべて出せるようなライヴになる

──ますます親交が深まったところで開催される<LIVE 2015-2016 JOINT 666>初日ですが、今日はどういうステージを見せようと思っていますか?

Hiro:やっぱりお客さんとステージの距離が近いぶん、見せ方もより考えなきゃいけないし、こだわらなきゃいけない。<HALLOWEEN PARTY 2015>と同じようなものにはしたくないので。2マンっていう意味での距離感のライヴということもあって僕の中では正直、かなり難しいなとは思っています。今回の話をもらったときはうれしかったんですけど、いざ決まるとセットリストやMCも、どうアプローチしていいのか。<HALLOWEEN PARTY 2015>とはお客さんも違うだろうし。親しいぶん難しいんですが、その利点を活かせるステージにできればなって。

──ZEPP TOKYO自体は勝手知ったるライヴハウスですよね。

Hiro:そうですね、何度かやらせてもらったことがあるので、そういう意味ではわりと慣れているほうだと思います。だから、演奏的な部分ではいつもどおりやれると思うんです。

──対バン形式もMY FIRST STORYとしては慣れたものだと思うのですが、ライヴに臨む心持ちってどういうものなんでしょうか。たとえば、対バン相手に一撃喰らわすくらいの気持ちだったり、仲間と一緒に盛り上がるという気持ちだったり。

Hiro:基本的に対バンとかイベントだったら、他のバンドをつぶそうかなぐらいの気持ちでやってるんです。僕はけっこう恐れを知らないタイプで、誰でも関係ないっちゃないんですけど……。

──今日もそのつもりだと。

Hiro:今日はですね、あのー、ちょっと違いまして(笑)。

Teru:ホントですか?(笑)。

Hiro:やかましい(笑)。何ていうんですかね、HYDEさんと直接いろいろな話をさせてもらって、人としてすごく好きなんですよ。僕、なかなかないんですよ、本当に好きだと思える人が。大先輩なのに気さくで、僕らのようなバンドとも話してくれるのがすごくうれしくて。ただ、尊敬からくる謙遜みたいな感じにはしたくないんです。というのがある一方で、対バンなので負けたくないという気持ちもある。だから今までの対バンライヴに臨む気持ちとはちょっと違いますね。

──新しい感じ?

Hiro:はい。リスペクトもありつつ、負けたくないという気持ちもあるので、今までのスタンスではないです。

Sho:僕は去年くらいから、まったくではないですけど他のバンドを意識しないようにしているんです。それは、自分が演奏するにあたってのモチベーションの保ち方なので、5人全員が一致した考え方ではないと思うんですが。僕は僕で勝ちにいきたい気持ちがあるし、それがどういうことかと言えば、今のMY FIRST STORYしかできないパフォーマンスに引け目を感じたことがなくて、積み上げてきたものをただぶつけられたらいいというシンプルなものなんです。目の前にいるお客さんにどれだけ届けられるか、ただそれだけ。ライヴ前にどれだけ考えても、演奏が始まった瞬間にエモーショナルになるんです。結果として全力が出せたなら、俺はそれでいいかなと。

──なるほど。HiroさんとShoさんのお話をかい摘んでまとめると、“全力でつぶしてやる”ですね。

Hiro:いやいやいや! それ、かい摘みすぎ(笑)。

──失礼しました(笑)。では最後に、プレイヤーとして俺のここを見せたいという部分は? たとえば、Masackさんはいつもよりもスティックを回しますとか(笑)。

Masack:ははは。対バン形式の短い45分間じゃないですか。そのなかで先輩に右ストレートをかましてやるぐらいの感じでいきます。で、何回スティック回せるかな?というところを観てもらえれば(笑)。

Nob:僕も対バンライヴのときは、毎回“つぶしてやろう”という気持ちでやってるんですけど、今日に関してはやっぱり尊敬している相手なので……。

Sho:もっとつぶしにいこうと?

Nob:そうじゃない!(笑)。VAMPSに感謝しつつ、お客さんにすべてを見せるということですね。去年は自分たちが招き入れる対バン企画をやったので、久しぶりのこういう感じにテンションが上がってます。しかも相手のバンドがレジェンドですからね。そういう意味では、終わった後に帰る気力すらなくなるくらい、全部ステージに置いてきたいと思っています。

──ギターのお2人には、K.A.Zさんに負けないギター回しを期待してます。

Teru:もちろん。今日はK.A.Zさんより数段早いギター回しをするので、そこを見てほしいですね(笑)。ギター回し対決です。

Sho:<HALLOWEEN PARTY 2015>のときはギター回しでPRSのネックがポキッと折れちゃったんですよ。ヘッドが飛んで行って、バスドラムに直撃しました(笑)。

──え!? PRSのカスタムシリーズってムチャクチャ高価なギターですよね。

Sho:だから今日も壊す勢いで。

Teru:何本飛ばすか、何本壊すか(笑)。

Sho:後半はエアギターのエア回しになるかもしれない(笑)。

──ははは。ゴールデンボンバーじゃないんだから(笑)。

Teru:エアアクシデントを起こします(笑)。

──ではHiroさん、最後に意気込みをお願いします。

Hiro:<HALLOWEEN PARTY 2015>で初共演させてもらって今日があるので、さっきも言いましたが、そのときとはまたひと味もふた味も違うMY FIRST STORYを見せたいです。<HALLOWEEN PARTY 2015>は仮装もあったし、たくさんのバンドさんが出ていたので、僕としてはどちらかと言うと外向けというか外面を意識していたところもあったんです。でも、今回は僕たちにとってもホームであるライヴハウスで、なおかつ対バン形式だから。今回はありのままの素のMY FIRST STORYを、今まで培ってきた4年間を、すべて出せるようなライヴになるんじゃないかなと思っています。

取材・文◎梶原靖夫(BARKS)
撮影◎田中和子


■シングル「ALONE」

※学校法人・専門学校HAL(東京・大阪・名古屋)2015年度TVCMタイアップ曲含­むシングル+DVD
2015年8月5日(水)リリース
【CD+DVD】INRC-0014 / \1,500+税
M-1 ALONE
M-2 失踪FLAME
M-3 21 Miles
<DVD>
「ALONE」MUSIC VIDEO+MV MAKING SHOOT

■<VAMPS LIVE 2015-2016 JOINT 666>

【東京 ZEPP TOKYO】
2015年11月12日(木) MY FIRST STORY
2015年11月13日(金) MONORAL
2015年11月15日(日) ASH DA HERO
2015年11月16日(月) HIM
2015年11月18日(水) HIM
2015年11月19日(木) HIM
(問)ディスクガレージ 050-5533-0888
【大阪 なんばHATCH】
2015年12月05日(土) TBD(未定)
2015年12月06日(日) TBD(未定)
2015年12月09日(水) TBD(未定)
2015年12月10日(木) TBD(未定)
2015年12月12日(土) Nothing More
2015年12月13日(日) Nothing More
(問)キョードーインフォメーション 0570-200-888
【名古屋 ZEPP NAGOYA】
2016年01月09日(土) TBD(未定)
2016年01月10日(日) TBD(未定)
2016年01月13日(水) Apocalyptica
2016年01月14日(木) Apocalyptica
2016年01月16日(土) Apocalyptica
2016年01月17日(日) Apocalyptica
(問)サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

OPEN 18:00 / START(JOINT ACT) 19:06 (平日)
OPEN 16:00 / START(JOINT ACT) 17:06 (土日)
前売り 6,660円(税別)
■一般発売日:2015年10月18日(日) AM 10:00

追加公演【福岡 ZEPP FUKUOKA】
2016年01月21日(木)
2016年01月23日(土)
2016年01月24日(日)
(問)キョードー西日本 092-714-0159
追加公演【札幌 ZEPP SAPPORO】
2016年01月28日(木)
2016年01月30日(土)
2016年01月31日(日)
(問)マウントアライブ 011-623-5555

OPEN 18:00 / START(JOINT ACT) 19:06 (平日)
OPEN 16:00 / START(JOINT ACT) 17:06 (土日)
前売り 6,660円(税別)
■一般発売日:2015年12月05日(日) AM 10:00



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