【速レポ】<SATANIC CARNIVAL>TOTALFAT、「オマエらは世界一のパーティー野郎だ!」

ツイート


EVIL STAGEのトップバッターを務めたのは、こういったお祭りには欠かせない存在であり、今年2016年4月に開催された<PUNKSPRING>では日本人アーティストとして初となるヘッドライナーを務めたTOTALFAT。

◆TOTALFAT 画像

Jose(Vo&G)が「オレたちは火付け役を任されたわけだけど、それだけじゃなくて、オマエらにトドメを刺しに来たんだ! すげぇところを見せてくれ!」と終盤に叫んだように、朝イチだからといって様子を探るようなそぶりは一切なく、1曲目の「Place to Try」からいきなりのトップスピード。Shun(Vo&Ba)も血気盛んに攻め、Kuboty(G&Cho)のギタープレイも冴え渡り、一気に会場をヒートアップさせる。前へ前へと押し寄せるオーディエンスが増え続けていくのだ。

その熱が高まれば高まるほど、より前のめりにライヴを展開していくのが彼らの真骨頂。続く「宴の合図」でも、フロント3人がステージを所狭しと駆け回り、Bunta(Dr&Cho)も力強いリズムを思いっきり叩き出す。とんでもない躍動感なのだが、それでも決してブレることがない卓越した演奏力。数々の現場で戦ってきた、叩き上げのライヴバンドだからこそ、なせる技に違いない。






そこから、フロアを汗と熱気でグチャグチャにかき回す曲たちを矢継ぎ早に叩きつけ、「Room45」で真っ直ぐな歌を響かせた後に放ったのが「ONE FOR THE DREAMS」。<PUNKSPRING>にヘッドライナーとして出演が決定したことがキッカケとなり生まれ、その当日にはシングルとして無料配布されたこの曲。Shunが曲前に「やりたいこと、全部やって帰ってくれ。夢見て帰ろうぜ!」と語ったが、その想いがオーディエンスにも伝わっているのであろう。シンガロングとジャンプを繰り返しながらも、その歌に聴き入っている姿。そのリアクションに嬉しさを感じたのか、ステージ上のメンバーからは思わず笑みがこぼれるほど。クライマックスでは、Joseの呼びかけに応え、ぎっしりと詰まったフロア中から天へ向かって突き上げられた人差し指によって描かれた景色もとても印象的であり、熱いだけじゃない、しっかりとした温かさを持つTOTALFATらしい光景が展開されていた。



そして、最後を締めくくったのは、もうこの曲しかないと断言したい、ゴキゲンすぎるパーティーチューンである「PATRY PARTY」。待ちかねていたオーディエンスも多かったのだろう、序盤から大合唱が止まらないのはもちろんのこと、踊り狂い、気持ちを抑えきれない面々がそこら中でダイブしていく。ライヴを終え、去り際にJoseがオーディエンスに向かって「オマエらは、間違いなく世界一のパーティー野郎だ!」と言ったように、まさに、その瞬間を最高に楽しんでいる姿。最後の1秒までアクセルを踏み続け、ハイテンションで駆け抜けた素晴らしいライヴだった。



取材・文◎ヤコウリュウジ
撮影◎Teppei Kishida

【TOTALFAT セットリスト】

1. Place to Try
2. 宴の合図
3. DA NA NA
4. 夏のトカゲ
5. Room45
6. ONE FOR THE DREAMS
7. PARTY PARTY

■<SATANIC CARNIVAL'16>

2016年6月4日(土)幕張メッセ国際展示場9-11ホール
<出演者ラインナップ>
【SATAN STAGE】
10-FEET
Crossfaith
dustbox
HEY-SMITH
Ken Yokoyama
MAN WITH A MISSION
MONOEYES
SiM
WANIMA

【EVIL STAGE】
04 Limited Sazabys
ATATA
The BONEZ
Crystal Lake
Dizzy Sunfist
G-FREAK FACTORY
ジャパハリネット
NAMBA69
SHANK
TOTALFAT
[O.A.] bacho

チケット料金:¥8,500

この記事をツイート

この記事の関連情報