RAMI、『Aspiration』でソロデビュー

Aldiousの初代ヴォーカリストとして知られるRAMIが、9月7日にソロ・デビュー・アルバム『Aspiration（アスピレーション）』をリリースする。

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RAMIのソロ・デビューにあたり、その手腕を発揮したのは、GALNERYUSやANIMETALのプロデュースで知られる久武頼正だ。その指揮の下、作曲や演奏陣にGALNERYUSのSyuやYUHKI、GargoyleのKENTRO、ヴァイオリニストのAyasaといった豪華アーティストが結集している。先行でミュージックビデオが公開された「In My Eyes」は、GALNERYUSのSyu作曲による作品で、ギターソロもSyuが弾いている。Aldious時代を思わせるパワフルなメタルサウンドと哀愁に満ちたRAMIのヴォーカルが融合したメロディックな楽曲だ。




GALNERYUSのYUHKIは、パワフルな現代版プログレッシヴ・ロックと言えそうな「Pray To The Sky」を提供している。7分を超えるこの楽曲には参加しているのがAyasaだ。YESやPFMといった1970年代プログレッシブ・ロックの雰囲気を思わせる中で、RAMIの透き通ったヴォーカルが染み渡っていく秀曲だ。現代、前世、そしてパラレルワールドのもう一つの現代に生きる3人のRAMIの死そして再生が描かれているというミュージックビデオも衝撃的な内容ながらもRAMIの新たな魅力を映し出している。時に魔女の様な微笑や、時にはコケティッシュな幼女の様な表情を浮かべるRAMIの演技にも注目である。

『Aspiration』には6分を超える大曲が3曲も収録されているが冗長な退屈さとな無縁で、「恋しさと せつなさと 心強さと」のカヴァーも収録され、聴き応えも充分だ。すでに8月からRAMIのオフィシャル・ファンクラブ「RAMI GUILD（ラミ・ギルド）」が開設され、11月からは『Aspiration』を引っさげたライヴツアーがスタートする。







◆RAMIオフィシャルサイト