デヴィッド・ボウイ展、日本独自コーナーが決定

ツイート

ロンドンで記録的な人気を誇ったデヴィッド・ボウイの回顧展<DAVID BOWIE is>が2017年1月から日本で開催されるが、その全貌が明らかになった。日本独自コーナーも設けられるそうだ。10月3日10時より公式サイトにてチケットの先行販売(抽選)が開始される。

◆<DAVID BOWIE is>画像

デヴィッド・ボウイの世界観やキャリアを総括した回顧展<DAVID BOWIE is>は、ボウイの誕生日にあたる1月8日から4月9日まで、東京・寺田倉庫G1ビルにて開催。音楽のみならず、ファッション、アート、文化、社会に大きな影響とインスピレーションを与え続けたボウイの300点以上におよぶ重要かつ貴重な品々が、音楽と映像による演出効果を用い、音楽、ファッション、デザイン、演劇、アート、フィルムのカテゴリーに分かれ展示される。







1.STARMAN-異星人、ボウイのパフォーマンスを再体験
テレビをコミュニケーションの手段として利用し、ポップ・ミュージックの流れを変えた彼のパフォーマンスを再訪する。1972年7月に BBC の大人気音楽番組「トップ・オブ・ザ・ポップス」 に出演したボウイがスパイダーズ・フロム・マーズを従えて披露した「スターマン」のパフォーマンスは、ジギー・スターダストという名キャラクターの誕生とともに、保守的だった英国社会に大きな衝撃を与えた。ボウイがこちらに向かって指を指した瞬間、ポップ・ミュージックの流れが変わったと言われる歴史的パフォーマンスが体験できる。

2.FASHION-奇想天外、華麗、衣装の数々
音楽界最大のファッション・アイコンであるボウイ。ミュージック・ビデオ、ステージでまとった衣装で、その変遷を辿る。想像上のキャラクターになり切るために、服、メイクアップ、ヘアスタイルなどファッションの力を最大限に利用したボウイは、1970年代初め「ジギー・スターダスト」時代の山本寛斎、1990年代後半のアレキサンダー・マックイーンを筆頭に、ジョルジオ・アルマーニやエディ・スリマンなど世界中のトップ・デザイナーたちとコラボレーションを行ない、ときに奇想天外で、ときに性別を超えた、インパクトあふれるスタイルを作り出してきた。本展では、そんな音楽界最大のファッション・アイコンである彼が着用した、ほかに誰も着たことがない衣装、誰にも着こなせない衣装の数々が集結している。

3.JAPAN-日本の影響、クリエイターとのコラボレーション
日本文化からインスピレーションを得て、西洋と東洋を交錯させた親日家ボウイの、日本との関わりを解き明かす。アルバム『ヒーローズ』に収められた「ブラックアウト」で「僕は日本の影響下にある」と歌詞に綴った程のボウイとジャパニーズ・カルチャーの深い関係に着目。若い頃に師事したマイム・アーティストのリンゼイ・ケンプを通じて、歌舞伎に魅せられた彼は、ライヴ・パフォーマンスに歌舞伎の化粧法や早変わりのテクニックを取り入れる一方で、日本人のクリエイターたちとも積極的にコラボ。『ヒーローズ』のジャケット撮影など40年以上にわたってボウイを撮り続けた鋤田正義の写真や山本寛斎が 1970年代にデザインし、いまなお斬新な衣装は、彼のキャリアで重要な役割を担った。2人の作品以外にも、ボウイ自ら描いた三島由紀夫の肖像画などを展示する。

4.SOUND&VISION-ヘッドフォンで音楽と映像に完全没入
珠玉のサウンドと迫力のヴィジョンがシンクロするマルチメディア空間で、ボウイの世界に浸る。どのようにして“音楽を展示”するのかという疑問に対して、本展が出した答えは、最新のテクノロジーを駆使した、まったく新しいマルチメディア体験を用意すること。入場者一人一人に専用のヘッドフォンを提供し、各セクションの内容とシンクロさせた楽曲やインタビュー音源を聴きながら展示を見ることで、目と耳でボウイの世界へ完全に没入する仕掛けとなっている。会場のデザインや音響・映像の監修には、2012年のロンドンオリンピック開会式の演出に関わった59 プロダクションを起用。クライマックスで待ち受ける「ショウ・モーメント」のセクションは、本展最大のハイライトともいえる。四方に高く積み重ねられたスクリーンで彼のアイコニックなライヴ・パフォーマンスが体験できる、まるでコンサート会場のような空間になっている。

5.SPECIAL-日本独自コーナー 「David Bowie Meets Japan」
ボウイが日本のクリエイターと共働した代表作のひとつ、映画『戦場のメリークリスマス』(監督・大島渚、1983年公開)。名場面映像に加え、共演者の北野武氏、坂本龍一氏の撮り下ろしインタビュー映像を上映し、ボウイが日本人に見せた感性、クリエイティビィティ、美学などを浮かび上がらせる。

Striped bodysuit for the Aladdin Sane tour, 1973. Design by Kansai Yamamoto.
Photograph by Masayoshi Sukita© Sukita / The David Bowie Archive
(C)Eikon / G.Perticoni

<DAVID BOWIE is>

2017年1月8日(日)~4月9日(日)
火~木・土・日・祝 10:00~20:00(最終入場19:00)
金 10:00~21:00(最終入場20:00)休館日:毎週月曜日(但し、1/9、3/20、3/27、4/3は開館)
@寺田倉庫G1ビル(東京都品川区東品川二丁目6番10号)
・一般 前売¥2,200/当日¥2,400
・中学生・高校生 前売¥1,000/当日¥1,200
・限定オリジナルグッズ付き ¥5,000 ※前売りのみ。
・ALL TIME ¥3,000 ※前売りのみ。

■オフィシャル最速先行販売(公式サイト)2017年1月8日(日)~1月10日(火)ご入場分のチケットを先行販売(抽選)します。10月3日(月)10:00から10月16日(日)23:59までにお申込いただいた方の中から抽選で選ばれた方がチケットをご購入できます。詳 細は本展公式サイトをご確認ください。
■一般発売(チケットぴあ http://w.pia.jp/t/davidbowieis/にて販売)チケットは10月28日(金)10:00より順次販売開始。
(1)販売開始:10月28日(金)10:00~/対象入場日:2017年1月8日(日)~1月31日(火)
(2)販売開始:12月2日(金)10:00~/対象入場日:2017年2月1日(水)~2月28日(火)
(3)販売開始:2017年1月13日(金)10:00~/対象入場日:3月1日(水)~4月9日(日)
※ご入場いただける日時が指定されたチケットとなります。
※ご入場日時の枠は各日、
(1)【10:00-12:00】
(2)【12:00-14:00】
(3)【14:00-16:00】
(4)【16:00-18:00】
(5)【18:00-19:00】
の計5枠となります。(毎週金曜日の(5)は~20:00まで入場可/21:00 閉館)
※お手持ちのチケットのご入場日時枠の中で、お好きな時間にご入場いただけます。
例)(1)【10:00-12:00】のチケットをお持ちの場合 → 10:00~12:00の間にご入場が可能です。
※入れ替え制ではございません。またご入場後の館内滞在時間の制限はございません。
※小学生以下のお客様は無料でご入場いただけます。※各日前日の23:59まで前売料金にてご購入いただけます。
※各日入場枠に残数がある場合は当日券を販売予定です。詳しくはオフィシャルサイトにてご案内させていただきます。

公式サイト:www.DAVIDBOWIEis.jp
公式SNS:@davidbowieisjp(Twitter、Facebook、Instagramいずれも)
お問い合わせ先(ハローダイヤル):03-5777-8600(営業日時:全日/8:00~22:00)
チケットの購入方法に関するお問い合わせ先:0570-02-9111(チケットぴあインフォメーション)
主催:DAVID BOWIE is日本展実行委員会
企画:ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)
音響協力:ゼンハイザー
一般協賛:ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社 / 寺田倉庫
後援:駐日英国大使館 / ブリティッシュ・カウンシル / 品川区 / TOKYO MX / テレビ神奈川 / WOWOW / J-WAVE TOKYO FM / InterFM897 / 文化放送
協力:日本貨物航空株式会社 /日本航空株式会社 / ムービープラス
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス