大晦日の今日、あらゆるところでヴィジュアル系の年越しライブイベントが開催され一年の締めくくりに相応しい熱いライブが繰り広げられることだろう。そのライブの熱量にも負けないくらい、2016年にはBARKSでもV-ROCKファンを熱い思いにさせたニュースがたくさんあった。ここでは2016年を通して特に反響の大きかった記事をピックアップし、V-ROCKニュースの一年を締めくくりたいと思う。

◆【2016年をBARKSニュースで振り返る】V-ROCK(TOP30)


2016年一番のV-ROCKニュースと言えば何と言っても10月14日、15日、16日の3日間、幕張メッセにて<VISUAL JAPAN SUMMIT>が開催されたことだろう。本イベントはX JAPAN、LUNA SEA、GLAYという日本を代表するヴィジュアル系バンドが主催となって行われたイベント。この面子が集ってイベントを行うということだけでも発表直後からV-ROCKシーンは大きく賑わったのだが、蓋を開けてみれば何と出演バンドは50組以上。YOSHIKI自身が記者会見で「(このフェスは)伝説に残る」と述べていた通り、歴史に残る日本ヴィジュアル系ロックの一大イベントとなった。


イベントに出演したのは日本を代表するヴィジュアル系バンドだけでなく、インディーズで活躍するバンド、まだまだ若手のバンド、海外のバンド、活動休止をしていたバンドと、とにかくラインナップが豪華。このイベントでは大御所が築き上げてきたヴィジュアル系の音楽や文化を次世代が継承、そして大御所とはまた違うフィールドに広げていくという意味ももたらしていたことと思う。もちろん、このイベントの中心となったX JAPANは3日間とも圧倒的なパフォーマンスを披露した。ヴィジュアル系のあるべき姿についても改めて考えさせられた本イベント。YOSHIKIが語る「みんな無名だった。だけど無敵だった。」という言葉は、V-ROCKファンの熱い思いを刺激してくれたに違いない。BARKSではこのイベントの全日程を詳細レポートしているので、ぜひ振り返ってみて欲しい。


これに関係して、よく読まれたV-ROCKニュース記事の上位にも<VISUAL JAPAN SUMMIT>関連の記事とX JAPANのニュースが多数ランクインしたのだが、やはり例年通り<VAMPS主宰 HALLOWEEN PARTY >についての記事も人気だった。もはや恒例となったハロウィンイベントだが、今年もジャンルや世代にとらわれない旬なアーティストが多数招かれて開催された。この<HALLOWEEN PARTY >は観客も演者も“本気”でハロウィンを楽しむ、VAMPSがV-ROCKシーンに築き上げてきた大きなイベントだ。年々その勢いは増し、普段はV-ROCKに興味がないにも広く認知されている。今年は特に映画『スーサイド・スクワッド』のヒロイン、ハーレイ・クインに扮したHYDEの姿が多くの人の心を鷲掴みに…。


(撮影◎今元秀明/緒車寿一/田中和子)

YOSHIKIとHYDEによるセッションの模様、オーディエンス参加型仮装ファッションショー“HALLOWEEN COLLECTION”の写真ギャラリー、趣向をこらしたライブ演出、個性的な出演者たちとのライブの様子など、こちらもすべてBARKSで詳細レポートがアップされているので、まだこのイベントに参加したことがない人もぜひ一読して欲しい。V-ROCKの枠にとらわれない華やかで楽しいライブの様子にきっと引き込まれるはずだ。

TOP10にランクインしているのはこれら<VISUAL JAPAN SUMMIT>、X JAPAN、VAMPSのニュースがほとんどを占めるが、minus(-)のライブレポートやGACKTが浜崎あゆみの「SEASONS」を公認カバーした記事、LUNA SEAのライブレポート&対談記事なども人気だった。DIR EN GREYが結成20周年企画ツアーを開催していること、シドのマオ(Vo)のソロデビューすること、the GazettEがワールドツアーを行っていたことなども今年のトピックスに挙げられるだろう。また、50位圏内で見るとThe THIRTEEN、R指定など若手バンドの名も。ギルガメッシュ解散、lynch.活動自粛などの悲しいニュースもあったとはいえ、数々のビッグニュースによってV-ROCKシーンへの注目度が上がった一年であったと言えるのではないだろうか。来年もこの勢いのまま熱く激しくV-ROCKシーンが盛り上がることを期待したい。

文◎BARKS編集部(服部)