人気のDSPシステム搭載オーディオインターフェイス「Apollo Twin」にAD/DAを強化した次世代モデル「Apollo Twin MkII」登場、QUADを含む3モデルをラインナップ

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パワフルなUAD-2プラグインがリアルタイムで動作するDSPシステム搭載のデスクトップタイプオーディオインターフェイス「Apollo Twin」に、次世代モデルとなる「Apollo Twin MkII」が登場した。アメリカで開催中の楽器ショーNAMMで発表され、同時の日本国内発売開始となる。

Apolloシリーズは、アナログハードウェアメーカーならではの高品位なオーディオインターフェイスに、UAD-2プラグインがリアルタイムで動作するDSPシステムが合体したベストセラー製品。中でも2014年にリリースされた「Apollo Twin」は、コンパクトさと手頃な価格で多くのミュージシャンやトラックメーカーから人気を集めてきた。

そして、2017年、業務用Apolloシリーズと同等のAD/DAコンバーター(最大24ビット/192kHz)を搭載し、より高品位なレコーディングを可能とする「Apollo Twin MkII」が登場。今までのSOLOコア、DUOコアモデルに加え、SHARCプロセッサーを4基搭載したQUADモデルも新たにラインナップされた。

いずれもThunderboltケーブルでMac/Windowsに接続可能(ThunderboltケーブルとThunderboltアダプターは別売り)。また、Thunderbolt接続のApolloラックモデルとデイジーチェイン接続して、あたかも1台のインターフェイスのように使用することも可能だ(2017年1月19日現在Macintoshのみ、Windowsは2017年第1四半期中に対応予定)。

「Apollo Twin MkII」は、2つのマイク/ラインプリアンプと2つのラインアウトに加え、どんな音量レベルでも常に最大の解像度を実現する2つのデジタルコントロールアナログモニターアウト、最大8チャンネルのデジタルインプット(オプティカル接続)など豊富な入出力を用意。内蔵DSPにより、手持ちのDAWでUADプラグインをレコーディング時にリアルタイムでかけたり(レイテンシーは2ms以下)、ミキシング/マスタリング時に使用することができる。本体は堅牢なアルミニウムボディを採用。エンジニアとプレイヤーとの間のコミュニケーションに便利なトークバックマイクも新たに内蔵。モニターリモート機能、モノ、ミュート、DIM、オルタネートモニターコントロールなどのモニター機能全般をより使いやすくアップデートされている。UA 610-B Tube Preamp & EQ、Teletronix LA-2A Leveling Amplifier (Legacyバージョン)、Softube Amp Room Half-Stack(Softube Amp Room Essentials)をはじめすぐに使えるプラグインを集めたRealtime Analog ClassicsUADプラグインバンドルが付属する。


▲手前にHi-Zインストゥルメントインプットとヘッドホンジャック、背面にマイク/ラインインプット、ラインアウト、モニターアウト、オプティカルインプットを用意。

製品情報

◆Apollo Twin MkII/SOLO
価格:オープン(実勢価格 79,000円 税別)
◆Apollo Twin MkII/DUO
価格:オープン(実勢価格 102,000円 税別)
◆Apollo Twin MkII/QUAD
価格:オープン(実勢価格 148,000円 税別)
発売日:2017年1月19日

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