【レポート】BREAKERZ、GRANRODEOを迎えて＜10番勝負＞開幕「O O M !」

BREAKERZが1月21日、Zepp Nambaにて＜BREAKERZ 10周年10番勝負 -VS-＞と題したツーマンライブ企画をスタートした。同公演はタイトルが示す通り、2017年7月にデビュー10周年を迎えるBREAKERZが、“10”のアーティストと“10”本のツーマンライブを行うというもの。その先陣を切る対バンがGRANRODEOだ。

◆BREAKERZ×GRANRODEO 画像

第1夜のトップを飾ったのはGRANRODEO。「SEED BLASTER」からスタートしたステージが「ボルケーノ」「Darlin’」といった盛り上がり必至のナンバーで場内を熱くしていく。



「BREAKERZ、対バン＜10番勝負＞、ツアーの第一号に選ばれましたGRANRODEOです！　今日は名前だけでも覚えて帰ってください。これがGRANRODEOにとっても2017年初めてのライブになりますので、この機会を設けてくれたBREAKERZに感謝したいと思います！」──KISHOW

「BREAKERZ、10周年おめでとうございます！　第一弾に呼んでいただいて光栄に思っています。BREAKERZの皆さん、BREAKERZのファンの皆さん、ありがとうございます！」──e-ZUKA

こう挨拶したGRANRODEOの2人は10年という年月についてさらにこう続けた。「我々は2015年に10周年を迎えて、BREAKERZは今年の7月に10周年ということで。自身も通ってきた道ではありますので、非常に感慨深く、心から沸き上がる何かを噛み締めた思い出がありますから。その一発目、良いスタートが切れるように努めたいと思いますので、皆様も最後まで盛り上がって行ってちょうだい！」と自身も経た“10周年”の重みを感じさせつつ、KISHOWが場内を煽った。

代表曲「Can Do」から最新シングル「少年の果て」、そして灼熱のライブにふさわしい疾走感のある「modern strange cowboy」へ。大盛り上がりのステージを「Infinite Love」で締めくくってBREAKERZにつなげた。


その余韻がまだ残るなかに登場したのがBREAKERZだ。まだまだ続く＜10番勝負＞のネタバレを防ぐために、セットリストの詳細については割愛させていただくが、MCではDAIGOがGRANRODEOにオファーした経緯や印象を話すなど、両バンドの親密さも印象的なステージとなった。

「俺的に言うと、OOM！大阪、思いっきり、盛り上がって行こうぜ！」──DAIGO

こうDAI語で客席を煽り、さらに、「事前リハーサルでGRANRODEOの曲を演奏することもあって」とDAIGOが語ると客席からは「やって!!」との声。これに応えて「Can Do」をワンコーラス演奏するなど、ロデオボーイ＆ロデオガールを喜ばす一幕も。ステージはBREAKERZならではの剛速球を叩き付けて”バトル”を加熱させた。


自然発生的に溢れるアンコールの中、両バンドがステージに登場し、この日限りのセッションを披露。BREAKERZの「CLIMBER×CLIMBER」では、AKIHIDE、SHINPEI、e-ZUKAによる豪華“ギターバトル”を展開。それぞれの個性やテクニックが飛び交うプレイに場内がヒートアップしていく。

さらに、GRANRODEOの「The Other self」ではKISHOWとDAIGOによるツインヴォーカルで場内のボルテージは最高潮に。豪華メンツが揃う＜10番勝負＞初日は盛大な盛り上がりのなかで終了した。

＜BREAKERZ 10周年10番勝負 -VS-＞の第2夜は2月4日、Zepp Tokyoで開催される。迎える対バンはSKY-HIだ。残す9公演もどのようなライブが繰り広げられるのか、ご期待を。

撮影◎山下桂子





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◆＜BREAKERZ 10周年10番勝負＞に宛てた10の質問状──DAIGO編へ
◆＜BREAKERZ 10周年10番勝負＞に宛てた10の質問状──AKIHIDE編へ
◆＜BREAKERZ 10周年10番勝負＞に宛てた10の質問状──SHINPEI編へ