【インタビュー】VALSHE、10thシングル完成「キレイに死ぬより楽しく汚く生きていく」

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■良いことも起こしたいけれど
■悪いことがないはずはない

──さっき自分に対する応援歌という話をしてくれましたが、それだけじゃなく伝えたいメッセージがあったからですよね。

VALSHE:そうですね。昨年の6周年のアニヴァーサリーライブのMCでも「たぶん、悪いことも起こると思う」って話したんですけど、長く活動を続けていこうと思っている中、良いことも起こるだろうし起こしたいけれど、悪いことがないはずはない。でも、その時にどんなふうに自分がその出来事を受け止めて行動するかなんだよねって。そう強く思った1年で、それはみんなにも言えることだなって。良いことしか起こらない人なんていないけど、逆境にどう直面するかで変わっていくし、変えていけるものだって伝えたかった。「なるようになるさ」でも「明日はきっといい日だよ」でもなく、「明日も悪い日かもしれないけど、生きていくなら頑張ろうぜ」っていう心持ちに自分自身がなれた1年でもあったので、昨年、自分自身がいちばん感じたことを作品にしたかったんです。

──なるほど。アニメ『信長の忍び』の主題歌というところでは何か意識したことはありますか?

VALSHE:原作が4コマのギャグ漫画でコラボレーションできることを楽しみにしつつ、曲も歌詞も自由に書かせていただきました。今回のシングルには「MONTAGE」のTVサイズヴァージョンが収録されているんですが、これは『信長の忍び』だけのための和風なアレンジになっています。想像以上にカッコいい仕上がりになったのが嬉しかったですね。

──しかも声優としても出演したんですよね。

VALSHE:はい。服部半蔵役で出させていただきました。「もっとチャラく」ってアドバイスされたり、とても面白い体験でした。

──では、いつも話題を呼んでいるミュージックビデオの話に戻りますが、「MONTAGE」の映像の中では記者会見が開かれていますよね。VALSHEさんの演説を聞くために集まっているマスコミの人たちはVALSHEさんのファンの人たちだとか。

VALSHE:そうなんです。ミュージックビデオには2つの結末が用意されていて、初回限定盤Aと初回限定盤Bに収録されているテイクでは終わり方が違うんです。記者たちが自分に詰め寄って罵ってくる場面が出てくるヴァージョンでは音声は入っていないものの、実際にはみんな声を出していて、これを収録したらアウトだろうっていうこともガンガン言われて、服もひっぱられ、初めて袖を通した衣装が1日でヨレヨレになって(笑)。外部のスタッフの方がエキストラと間違えていたぐらいにFCのみなさんが演技派で、“この人たち、本当に自分のファンなんだろうか?”と撮影中は思うほどでした(笑)。リアルな絵が撮れたので、ぜひ見ていただけたらと思います。自分の演説に否定的なパターンと肯定的なパターンの映像があるんですが、楽曲だけで楽しむのとはまた違う聴き方ができるんじゃないかと思います。

▲10thシングル「MONTAGE」初回限定盤A

──そしてミュージックビデオでは個性的なダンスも披露していますね。

VALSHE:はい。1stライヴの時にダンスの“いろは”から教わった先生に今回、初めて映像制作にも携わってもらったんです。いつも一緒に歌詞を見ながら「ここはこういう意味だから、こういう動きがいいよね」って考えていくので、「MONTAGE」には自分が振り付けを考えた部分もあって。

──どんな動きのイメージだったんですか?

VALSHE:無機質で気持ち悪い動きをしたかったんです。ライヴでは踊っていたもののミュージックビデオでダンスを取り入れたのは初めてですね。ダンスの先生のアイディアでブレイクダンスを取り入れているのも初なので見どころの1つだと思います。

──いろいろ挑戦しまくってるし、自由度も高くなっていますね。

VALSHE:やりたいことやりまくってます(笑)。

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