【レポート】BREAKERZ、シドを迎えた<10番勝負>第三夜に「気分はS I D」

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BREAKERZが2月18日、Zepp Nambaにて<BREAKERZ 10周年10番勝負 -VS->の3rdバトルとなるシドとのツーマンライブを開催した。<BREAKERZ 10周年10番勝負 -VS->は2017年7月にデビュー10周年を迎えるBREAKERZが全10公演、1公演ごとにそれぞれ違うアーティストを迎えて行われる対バンイベントライブだ。“10番勝負”という名の下に、BREAKERZがリスペクトしているアーティストと熱いバトルを交わしている。

◆<BREAKERZ 10周年10番勝負 -VS-> 画像

1stバトルは1月21日にGRANRODEOをZepp Nambaへ迎えて行われたもの。そして2ndバトルは2月4日のZepp TokyoにSKY-HIを迎えて行われたものだった。両公演とも火花を散らしたステージが一夜限りのプレミアムなライブを熱く燃え上がらせた。そして3rdバトルは同期によるガチンコ対決、シドの登場だ。2017年1月にシングル「硝子の瞳」をリリースした彼らは、5月に日本武道館2DAYSも控えているなど、脂ののった状態。ベストマッチなコラボライブになることは間違いない。初日同様のZepp Nambaへ舞い戻り、同期の桜が早春に舞い散る友情をみせた。



ライブはシドから。エレクトロビートの耽美なSEに導かれてメンバーが登場するや、女子率99%以上の超満員の会場の視線が一斉にステージに向けられた。オープニングは、BREAKERZデビュー10周年を祝福するのにピッタリなナンバー「ANNIVERSARY」だ。マオ(Vo)による「歌ってみる?」の一言で会場全員が1曲目からシンガロング。ID-S(※シドのオフィシャルファンクラブ)もTEAM BREAKERZ(※BREAKERZファンの呼称)も分け隔てなく全身全霊でバンドを応援するその光景こそ美しい。続く「V.I.P」はベテランならではの演奏力の高さが光るバンド感が心地よく、ビート感溢れる「Dear Tokyo」で再びサビの大合唱が起これば、そこはもうシドの独壇場だ。

「約2年ぶりの大阪ライブ~! みんな最後まで楽しんでください。新曲です」──マオ

メロディアスな旋律にオーディエンスがじっと聴き入った新曲「硝子の瞳」の次に披露されたナンバーは、メジャー1stシングル「モノクロのキス」。シドならではのアーティスティックな世界観、確かな楽曲アレンジ力には、彼らの深い歴史が感じられる。そして2度目のMCではBREAKERZとの楽屋話で会場を和ませ、「今日は懐かしい曲や珍しいバラードもやっていきます」とマオが語ると、ライブはさらにシドの深みへ。

「hug」はアコースティックによる叙情的なバラード。会場からどよめきが起こったのは「空の便箋、空への手紙」だ。同曲はインディーズ1stアルバム『憐哀-レンアイ-』収録曲であり、タンゴ調のセンチメンタルなナンバーがZepp Nambaを甘美に染め上げた。



「いよいよ後半戦ですよ!」とオーディエンスを煽ってシングル「硝子の瞳」収録曲「チイサナツバサ」へ。さらには「もうあと2~3ヶ月したら、夏だよ」と「夏恋」の心地よいグルーヴ、スカビートに色気がこぼれ落ちる「妄想日記」で後半戦を盛り上げる。そして、ラストナンバーはブラックテイストなリズムがじわり熱量を上げさせる「眩暈」だった。バンドの音楽性と世界観の濃さを見せつけたステージに客席からは大歓声が。それに対して何度も「ありがとう」を繰り返しながらステージを去って行くマオの姿が印象的だった。その熱気を引き継ぐようにBREAKERZのステージがスタートした。

「いくぞ、大阪!」──DAIGO

DAIGOのはじけるような第一声と共に、フロアが拳を振り上げる。性急なビートとハードなギターサウンドがそれに拍車をかけて、場内を加熱させた。<10番勝負>は、このあと7本を残しているので、例によってセットリストの詳細には触れない。しかしいつもながらBREAKERZは、選曲にもパフォーマンスにも出し惜しみがない。ライブで聴きたいナンバーの揃い踏みという意味では、新旧ファンが楽しめるセットリストであり、エンターティメント性の高い彼らだけに構成と演出も見事だ。

もちろんDAIGO節たっぷりのMCはTEAM BREAKERZはもとより、ID-Sの心もガッチリ掴む。「今日のライブの気分は、“S I D(サイコーに イイ感じで ドカンと行こう!)”」というDAI語に場内の笑いも絶えない。その一方で、TVではみることができないDAIGOのワイルド&セクシーな佇まい、AKIHIDEとSHINPEIによるソロの掛け合いありスリリングなユニゾンありのギタープレイは秀逸。10年という年月がバンドのコンビネーションとフォーメーションを高めてきたことが実感できる。その醍醐味はぜひとも会場で味わっていただきたい。

「同じ時代を駆け抜けた同期の仲間、戦友であり同志」とはDAIGOもマオも語っていた言葉であり、両バンドの絆を感じさせるものだが、だからこそこの夜が特別であることが印象付けられる。ライブ中盤では、DAIGOがシド楽曲の1フレーズを歌ったのだが、サプライズはその流れの後に。演奏されたナンバーは「ヒトリジメ」だ。これは2014年に日本武道館で行われたシド主催イベント<Collabo BANG!>にDAIGOがソロ出演した際に演奏した一夜限りのコラボ曲。作詞をマオが、作曲をDAIGOが担当した同曲は、幻の共作ナンバーとして語り継がれていたが、ついにこの夜、再びのコラボが実現した。


アンコールは1stバトルと2ndバトル同様、対バンとのセッションを披露。シドの「嘘」とBREAKERZの1stシングル「SUMMER PARTY」が、ツインドラム、ベース、ツインボーカル、トリプルギターといった編成で披露される豪華さ。音楽シーンの一線にサバイブしてきた両バンドの濃密な一体感が、やけに眩しい一夜となった。<BREAKERZ 10周年10番勝負 -VS->の4thバトルは、3月5日にZepp NagoyaでMY FIRST STORYを迎えて行われる。お楽しみに。

撮影◎山下桂子

■<BREAKERZ 10周年10番勝負 -VS->

全10公演/2017年開催/10アーティストとの2マンイベント。※公演終了分は掲載割愛。
【-VS- MY FIRST STORY】
2017年3月5日(日)Zepp Nagoya
開場16:00/開演17:00
チケット一般発売:2017年2月4日(土)
(問)サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

【-VS- Trignal】
2017年3月20日(月・祝)Zepp DiverCity TOKYO
開場16:00/開演17:00
チケット一般発売:2017年2月4日(土)
(問)ディスクガレージ 050-5533-0888

【-VS- 超特急】
2017年4月2日(日)Zepp Nagoya
開場16:00/開演17:00
チケット一般発売:2017年2月4日(土)
(問)サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

【-VS- 倉木麻衣】
2017年4月8日(土)EX THEATER ROPPONGI
開場16:00/開演17:00
チケット一般発売:2017年3月25日(土)
(問)ディスクガレージ 050-5533-0888

【-VS- VAMPS】
2017年4月14日(金)Zepp Tokyo
開場17:30/開演18:30
チケット一般発売:2017年4月1日(土)
(問)ディスクガレージ 050-5533-0888

【-VS- ゴールデンボンバー】
2017年4月16日(日)Zepp Tokyo
開場16:00/開演17:00
チケット一般発売:2017年4月1日(土)
(問)ディスクガレージ 050-5533-0888

【-VS- GLAY】
2017年4月29日(土・祝)Zepp DiverCity
開場16:00/開演17:00
チケット一般発売日:2017年4月1日(土)
(問)ディスクガレージ 050-5533-0888

[チケット]
1Fスタンディング・2F指定席・2F立見 7,500円(税別)※8,100円(税込)
※各会場限定の「-VS-」ステッカー付き。
※入場時に別途ドリンク代必要。
※未就学児入場不可。
※1Fスタンディングは整理番号順の入場になります。


■17th Single「幾千の迷宮で 幾千の謎を解いて」

2017.1.18 Release
【初回限定盤A(CD Only)】ZACL-4046 ¥1,600(¥1,481+税)
01.幾千の迷宮で 幾千の謎を解いて ※名探偵コナンテーマソング ~Special Live Track~
02.Everlasting Luv [2015.5.20 BREAKERZ FREE LIVE at 代々木公園野外ステージ]
03.Miss Mystery [2016.7.23 SPECIAL LIVE『BREAKERZ Ⅸ』at 豊洲PIT]
04.WE GO [2015.9.26 BREAKERZ LIVE TOUR 2015 Ø-ZERO- at TOKYO DOME CITY HALL]
05.光 [2010.12.1 BREAKERZ LIVE TOUR 2010 BUNNY LOVE ~野生に還れ~ at 中野サンプラザホール]
06.月夜の悪戯の魔法 [2012.4.8 SPRING PARTY 2012 DAIGO's Birthday ~変身!! 魅惑のウルトラD~ at TOKYO DOME CITY HALL]
07.オーバーライト [2016.7.23 SPECIAL LIVE『BREAKERZ Ⅸ』at 豊洲PIT]

【初回限定盤B(CD+DVD)】:ZACL-6041(特典DVD品番:ZABB-6041)¥1,500(¥1,389+税)
01.幾千の迷宮で 幾千の謎を解いて
02.Kamisori ~Acoustic Version~
<特典DVD>
“幾千の迷宮で 幾千の謎を解いて”Music Clip+Music Clip Off Shot

【通常盤(CD Only)】ZACL-6042 ¥1,000(¥926+税)
01.幾千の迷宮で 幾千の謎を解いて
02.Kamisori ~Acoustic Version~
03.幾千の迷宮で 幾千の謎を解いて ~TV Size Edit~
※初回生産分のみ:トレーディングカード封入(全4種類/ランダムで1枚封入)


◆<BREAKERZ 10周年10番勝負>に宛てた10の質問状──DAIGO編へ
◆<BREAKERZ 10周年10番勝負>に宛てた10の質問状──AKIHIDE編へ
◆<BREAKERZ 10周年10番勝負>に宛てた10の質問状──SHINPEI編へ
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