アヴァタリアム、メンバー変わるもさらなる進化

アヴァタリアムの3rdアルバム『ハリケーンズ・アンド・ヘイローズ』が5月26日に発売される。

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元祖エピック・ドゥーム、キャンドルマスのオリジナル・メンバーとして知られるレイフ・エドリングが中心となって結成されたアヴァタリアムだが、前作『ザ・ガール・ウィズ・ザ・レイヴン・マスク』のリリース後、キャンドルマスとの両立や新たなソロ・プロジェクトの始動にともなって、円満離脱の形を持ってレイフ・エドリングはバンドを去っている。しかしながらこの作品では、全8曲中6曲がレイフによって書かれており、その作風は前作からの延長上にあるものだ。

とはいえ、ジェニー・アン・スミスとマルクス・イデルがソングライティングやアレンジメントへ多大な力を注ぎ込むことで、前作から開かれたロックとしての魅力が放たれている。その上でジェニーの妖艶かつオカルティックなムードのボーカルも健在だ。

録音/ミックスはカタトニアやオーペスでおなじみのデイヴィッド・カスティロ、マスタリングはセパルトゥラやソイルワークなどを手掛けたイェンス・ボグレンが担当している。

Photo by Linda Akerberg



◆アヴァタリアム『ハリケーンズ・アンド・ヘイローズ』オフィシャルページ