XEPPETは、2017年2月に始動したばかりのヴィジュアル系バンド。メンバーはヴィジュアル系バンドを組むのは初めということもあり、シーンへ新しい風を吹かせてくれる可能性を秘めている。<千歌繚乱>では彼らの活動について、貴重な初インタビューを敢行した。

◆アーティスト写真

※本記事は4月14日(金)に開催の<千歌繚乱vol.11>で来場者限定で配布される「千歌繚乱 ARTIST BOOK」掲載のインタビューの一部を事前に公開するもの。「千歌繚乱 ARTIST BOOK」ではメンバーへの一問一答アンケートなど、より深い内容が掲載されている。
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■「エモーショナル・ヴィジュアル・ロック」というコンセプトを
■ヴィジュアル系シーンの新ジャンルとして確立させていきたい

――アーティスト写真がちょっとロック寄りですね。

祥淳(Vo):もともと僕たちはラウドや違うジャンルでそれぞれバンドをやっていたのですが、全員根本としてヴィジュアル系が好きだったんです。そこからXEPPETを結成したといういきさつがあって。だからアーティスト写真含め、生粋のヴィジュアル系バンドとはちょっと雰囲気が違うかもしれません。

▲祥淳(Vo)

タクト(Dr):ラウドバンドをやっていたときから、“お前の作る曲ってヴィジュアル系っぽい”っていろんな人に言われることが多かったんですが、実際にこのメンバーと出会って音を出してみたら、すんなりハマったんです。

――違うジャンルからヴィジュアル系シーンに入ってくると、戸惑いませんか?

タクト:もちろん最初は不安や戸惑いもありました。でも、なにより自分たちに興味を持って自主的にライブを見に来てくれるお客さんがいることがとても嬉しくて。今はそういった気持ちはないですね。

MZK(Ba):前からヴィジュアル系バンドをやっていたわけではないから、僕たちのことを知っている人なんてほぼゼロだろうしね。確かにそんな状態でXEPPETを始めるのは大変かなと思いましたが、お客さんは僕らが提示したものに対してそれに見合った反応を返してくれるんですね。だから結局どんなジャンルだとか関係なしで、いい音楽を提示していくことが大切なんだなって実感しています。

▲XIN(Gt)

――XEPPETさんが提示している音楽とは?

祥淳:僕たちは「エモーショナル・ヴィジュアル・ロック」というコンセプトを掲げています。簡単に言うと“感情を吐き出すような音楽”ですね。この言葉をヴィジュアル系シーンの新ジャンルとして確立させていきたいと思っています。

――そのコンセプトを掲げたのには何か理由があるんですか?

MZK:初めてこのメンバーでスタジオに入ったとき、みんなの熱が伝わってきて、「こいつらとなら熱い音楽ができる!」って感情が高ぶったんです。僕たちがこう感じたように、人々の感情を揺り動かせるような音楽をやっていけたら最高だなって思って!

祥淳:だから美しく着飾ることもなければ荘厳な世界観を演出したりすることもない。でもこういうヴィジュアル系バンドがいてもいいんじゃないかなって思っています。

――なるほど。楽曲もそんな思いを込めて作っているんですか?

祥淳:そうですね、シャウトも多いしありのままの気持ちをぶつけるというか。歌詞も僕が本当に思ったことを書いています。

――会場限定販売のシングル「Raise A Flag」も?

XIN(Gt):この曲は初の音源化ということもあり、旗を掲げて前進していくイメージで作りました。僕たちの始まりを感じさせる、勢いのある曲です。学校や仕事に行く前とかに聴けば、「よし、頑張ろう!」って思ってもらえるはず。

MZK:メロや全体の曲調ももちろん気に入ってるんですが、最後の祥淳のシャウトがすごく感情こもってて。ちゃんと「エモーショナル・ヴィジュアル・ロック」を体現できて、なおかつ僕らの顔って言いきれる曲になりましたね。

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