フー・ファイターズ、“F**k”の数でアデルを上回る

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土曜日(6月24日)英国グラストンベリー・フェスティバルでヘッドライナーを務めたフー・ファイターズは、デイヴ・グロールが“F**k”を連発し、昨年のアデルが打ち立てた記録(33回)を上回ったそうだ。

◆フー・ファイターズ画像

グラストンベリー・フェスティバルはTVやラジオで中継されるため、アーティストには放送禁止用語を使わないようお達しがある。

が、パフォーマンスの最中、デイヴは「インタビューやってて、汚い言葉を使っちゃいけないのは知ってるよねって言われた。グラストンベリーで罵り言葉はなしだと。俺は“what the fuck is that supposed to fucking mean(それ、どういう意味だ)?”って言ったんだ」と、わざわざ“F**k”を使用しコメントし始めたそうだ。

確信犯デイヴは続いて、「グラストンベリーではアデルが最もF**kを言ったって記録を持っているそうだな。俺はアデルを愛してるよ。でも、どうなると思う…?」と話した後、「F**k F**k F**k F**k…」と連呼。「OK、俺ら、彼女の記録を破ったと思うよ。33回だ」と言い、オーディエンスから「あと10回」との呼び声がかかると、「Shut the f**k up(黙ってろ)、ほら34回」と返して記録を更新したという。

フー・ファイターズは2015年にグラストンベリー・フェスティバルで初めてヘッドラインを飾るはずだったが、デイヴの足の骨折により出演をキャンセル。急きょ、フローレンス・アンド・ザ・マシーンが代理を務めた。

この夜の彼らのパフォーマンスは「Times Like These」でスタートしたが、それにはこんな理由が……。フローレンスのパフォーマンスをネットで見ていたというデイヴは、曲をプレイする前にこう話したそうだ。「突然、彼女はフー・ファイターズの曲をプレイし始めた。俺らよりずっと良かったよ。だから、ここに来たら、フローレンスへこの曲をお返しすることでショウを始めようと思ってたんだ」

今年のグラストンベリー・フェスティバルは、初日はレディオヘッド、2日目はフー・ファイターズ、最終日はエド・シーランがヘッドライナーを務めた。

Ako Suzuki
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