ミューズ「ギターはもはやリード楽器ではない」
ミューズのフロントマン、マット・ベラミーが現代の音楽について持論を述べた。ベラミーはもはやギターはリード楽器ではなく、それはいいことだと考えているそうだ。
◆マット・ベラミー画像
彼はBBCにこう話した。「ギターはリード楽器というより、(曲を)織りなす楽器の1つになった。それって、僕は多分、いいことだと思うよ。この時代の音楽がエキサイティングなのは、1つの曲でクラシックをヒップホップやロックとミックスできるとこだ。ギター、ベース、ドラムのような楽器をプレイしているロック・バンドは、一歩遅れてるってことだよね」
「ジャンルっていうのはかつて、自分が属する美学的思想みたいなものだった。音楽だけじゃなく、ファッションや付き合う友人にも影響を与えてた。僕は、そういう時代は終わったと思ってる。いまの音楽が興味深いのは、スタイルの融合だけじゃなく、時代を融合してるところだ。ラナ・デル・レイみたいなアーティストがそうだ。彼女の曲は50年代が舞台のようで、ビデオ・ゲームについて歌ってる。時代を融合し、タイムレスでどの時代にも属さないものを作るのは面白い」
また、ミューズは昔から、「常にいま起きていることに目を配っていて、現代の音楽で僕らがクールだと思ったことから影響を受けている。それがいつもテーマだ」という。
ミューズは先週金曜日(2月16日)、新曲「Thought Contagion」をリリースした。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
ミューズのマット・ベラミー、『1984年』のオーディオ・ブックの音楽を制作
ミューズ、「コンプライアンス」と「ユーフォリア」のリミックス同時配信
ONE OK ROCK、ミューズのヨーロッパツアーに参加
2022 MTVヨーロッパ・ミュージック・アワーズ、受賞アーティスト/作品発表
ONE OK ROCK、ミューズの北米ツアーに出演決定
全英アルバム・チャート、ミューズが7作目の1位
ミューズ、新作『ウィル・オブ・ザ・ピープル』に収録された全10曲のMV公開
マット・ベラミー、ヘヴィになったミューズ新作に「スリップノット・ファンの息子からの影響も」
ミューズ、新曲「キル・オア・ビー・キルド」配信開始&MV公開