【インタビュー】EXILE THE SECOND、ニューALは「一緒に旅をしている感覚で聴いてもらいたい」

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■EXILE THE SECONDで培ったものをEXILEに反映していきたい

――ここまで全13曲を解説していただき、今作を振り返っていただきました。アルバムの流れを含めてどのような作品に仕上がったと実感していますか?

橘ケンチ:アルバムを象徴するロック・テイストの「Route 66」から始まって、「Last Goodbye」で終わる構成は制作当初からイメージできていました。その中で本当にバラエティに富んだ、EXILE THE SECONDの振り幅の広さを提示できたアルバムになったんじゃないかなと思います。

EXILE TETSUYA:レゲエ・テイストなセクシーな楽曲もあれば、オーソドックスなアゲアゲ曲もあって、本格始動から2年経ってようやくEXILE THE SECONDの集大成をお見せする作品が作れたと実感しています。それはSHOKICHIが日々努力して音楽マンとしての才能を広げていったことが、やっぱり大きかったと思います。

EXILE SHOKICHI:ありがとうございます!これは個人的な感想ですが、今のEXILE THE SECONDの等身大を表現できた「On My Way」が作れたことが、今作のひとつのポイントになったと思います。サビで「まだまだ夢の途中」と歌っているので、この曲を聴いて今のEXILE THE SECONDを感じて欲しいです。

黒木啓司:EXILEの再始動を前に、EXILE THE SECONDの集大成となるアルバムが作れたと思っています。この作品を引っさげてEXILEのツアーに乗り込んで行きますし、このアルバムが僕たちの今持っている力でもあります。これまでも僕たちは磨けば光る曲をたくさん作ってきたので、ファンの方たちにも曲を掘って磨いていって欲しいですね。メジャーもアンダーグラウンドも関係なくなっているこの時代で、その両方に通じることをやれているグループが、僕たちEXILE THE SECONDだと思っています。

――今年はEXILEの再始動が決定しています。EXILE THE SECONDとして活動してきたことを、どのようにフィードバックしたいと考えていますか?

EXILE TETSUYA:2015年のEXILEツアー<“AMAZING WORLD”>から3年を経て改めて感じたことは、やっぱりEXILEありきのEXILE THE SECONDだということ。2017年の終わりにEXILEのメンバー会議をやった時、凄くワクワクしたんですよね。個人的にではありますが、客観的に見渡した時に「ああ、TVで観る人たちだ」というような感覚でした(笑)。みんながそれぞれのグループで切磋琢磨して輝きを増していった証拠だと思います。僕たちEXILE THE SECONDは、年長グループとしてEXILEを引っ張り、支えていかなければいけない存在でもあります。若いアイデンティティを引っ張り上げて、自分たちが持てる力をすべてを出し切りたいと思っています。

EXILE AKIRA:この2年でEXILE THE SECONDとして培ってきたものは、EXILEにとっても凄く大きなことになるんじゃないかなと思っています。EXILEは僕にとっても夢を実現させてくれる大きな存在で、大きな船でもあります。その点、EXILE THE SECONDは現実とひたすら向き合い、生身ひとつで勝負しているような感覚があって、6人が一丸となって道を切り拓いてきたことは絶対に大きな肥やしになっていると思うんです。僕たち6人が築き上げてきた新たなエンタテインメントは、EXILEの未来やこれからの可能性を築き上げていくには不可欠なはず。ここからまたみんなで一丸となって、面白いものを作り上げていきたいと思っています。EXILEメンバーでありながら、“RoadtoEXILE”の志で2018年を盛り上げたいと思います。

黒木啓司:EXILEのツアーも3年ぶりですし、自分自身のキャリアを考えた時にパフォーマーとしても集大成を見せていくような段階に入るのかなと思っています。1ステージずつを噛み締めながら、EXILE THE SECONDで培ったものをEXILEに反映していきたいです。それぞれの活動でパワーアップしたEXILEメンバーが、日本を盛り上げるというひとつの想いの元で3年ぶりに集結します。昔、EXILE ATSUSHIくんが言っていたように、EXILEオールスターの形が見られると思います。

――3rdアルバム以降、EXILE本体の始動もありますが、EXILE THE SECONDとしての今後の予定についても聞かせてください。

橘ケンチ:5月に幕張でファイナルを迎えるまでツアーは続くので、そこまでEXILE THE SECONDとしてはフル稼働していきます。その後はEXILEの活動へとつながっていきますが、その中でもEXILE THE SECONDの形、立ち位置というものを模索していきたいと思っています。

――EXILEのドームツアーでも、EXILE THE SECONDの姿が見られるということでしょうか?

橘ケンチ:かもしれません。

EXILE NESMITH:可能性はあります。

EXILE AKIRA:いや、絶対に見せます!

橘ケンチ:濁しゼロ(笑)。

EXILE AKIRA:じゃないと意味ないですから。爪痕を残しますよ(笑)。

――最後に、最新アルバムを楽しみに待ってくれていたファンのみなさんにメッセージをお願いします。

EXILE AKIRA:まずは感謝しかありません。いつも応援してくださり、本当にありがとうございます!僕たちもこのアルバムを聴いていると、全国ツアー<“ROUTE 6・6”>のいろんな場面を思い出します。もちろん新しい楽曲も入っていますけど、ツアーに足を運んでくださったファンの方には<“ROUTE 6・6”>の思い出に一緒に浸ってもらえたら嬉しいです。このアルバムからEXILE THE SECONDを知る方々には、まずは僕たちのスタイルや音楽性を堪能していただいて、今後の楽しみにつなげていただけたらと思います。

EXILE NESMITH:僕たちと一緒に旅をしている感覚で聴いてもらいたいアルバムになりました。そして、次の旅ではどこへ連れていってくれるんだろう……そんな期待感も感じていただけたらと思います。あと、今回は初回限定盤の映像特典に「On My Way」のスタジオライヴの様子が収録されています。これこそEXILE THE SECONDにしかできない暖かい空気感がパッケージされているので、ドキュメンタリー映像とは違う僕たちの姿をぜひ観ていただきたいです。

黒木啓司:ひとつの区切りとして、集大成として、今持っている力を存分に注いだアルバムになっています。ファンの方々には前アルバム2作も一緒に聴いていただいて、『Highway Star』を含めたEXILE THE SECONDの3部作を存分に楽しんでいただきたいです。


『Highway Star』

2018年3月28 RELEASE

(1)【CD+DVD3枚組】RZCD-86541/B~D ¥6,980(本体価格)+税
※初回生産限定盤/三方背ケース・デジパック仕様/フォトブック付き
(2)【CD+Blu-ray Disc3枚組】RZCD-86542/B~D ¥7,980(本体価格)+税
※初回生産限定盤/三方背ケース・デジパック仕様/フォトブック付き
(3)【CD+DVD】RZCD-86543/B ¥3,980(本体価格)+税
(4)【CD+Blu-ray Disc】RZCD-86544/B ¥4,980(本体価格)+税
(5)【CD】RZCD-86545 ¥2,980(本体価格)+税
(6)【上記(1)+ルーム&ファブリックミスト[BOXケース入り]】RZZ1-86546/B~D¥12,980(本体価格)+税
※オフィシャルファンクラブ&モバイルサイト限定商品
(7)【上記(2)+ルーム&ファブリックミスト[BOXケース入り]】RZZ1-86547/B~D¥13,980(本体価格)+税
※オフィシャルファンクラブ&モバイルサイト限定商品

[CD]
全形態共通
1.Route 66
2.アカシア
3.花鳥風月
4.Summer Lover
5.POW!
6.Sex Me Up feat. DEEP
7.Body
8.HEROES
9.日昇る光に〜Pray for Now~
10.Back 2U
11.Young Forever
12.On My Way
13.Last Goodbye

映像Disc「Live」初回生産限定盤(RZCD-86541/B~D、RZCD-86542/B~D)のみ
・Live ダイジェストMEGA MIX
・EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2017-2018“ROUTE 6・6”(2017.12.23&24)
a-nation 2017@味の素スタジアム(2017.8.26)、DANCE EARTH FESTIVAL 2017@幕張海浜公園(2017.10.15)などからセレクトしたライブシーンを収録予定(曲目未定)

映像Disc(Document)初回生産限定盤(RZCD-86541/B~D、RZCD-86542/B~D)のみ
・EXILE THE SECONDの活動に密着したドキュメンタリー映像

映像Disc(Music Video)RZCD-86545を除く全6形態共通
・Summer Lover
・Route 66
・アカシア

◆EXILE THE SECOND オフィシャルサイト
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