テクノシーンのパイオニア、クリス・リービング来日

テクノシーンのパイオニア、ハードテクノを確立した第一人者、シーンの絶対王者、そんな言葉が間違いなくふさわしいキングオブテクノ、クリス・リービングが5月19日に満を持してVENTに登場する。

アダム・ベイヤー、ベン・クロック、マルセル・デットマン、カール・クレイグといった現代のシーンを彩るトップアーティストすべてがこぞって彼の運営するPodcastにミックスを提供していることを見れば、彼がいかに影響力のある存在かわかるはずだ。90年にはDJをスタートし、まもなく30年のキャリアとなるテクノシーンの先駆者、クリス・リービング。94年には自身で運営するクラブ“Spinclub”をオープンし、仲間とともにSoap Recordsレーベルを立ち上げるなど、文字通りにこの音楽シーンをカルチャーとして切り開き先導してきた開拓者だ。ドイツでは国民的な人気を誇るこのベテランがいなければ、いまのヨーロッパのテクノシーンはここまで大きくなっていなかったかもしれない。常に時代の先を行く探求者でもあり、彼の代名詞でもあるハードテクノを確立し、さらにはテクノロジーの進化とともにサウンドスタイルを常に前進させてきた。インターネットの可能性をいち早く見出し、2000年には新たな自分のレーベルCLRのWebサイトにてPodcastを配信し30万ものユーザーを獲得していたというから、彼のアンテナの感度の高さが窺い知れるだろう。

自分の名前の頭文字でもあったCLRは2010年に10周年を迎えてから、“CREATE LEARN REALIZE”と名前を変更。エゴを捨てて自分のモットーでもある「創造、学び、悟る」をキーワードに、若手のサポートにも力を入れてきた。今なお世界中のファンを熱狂させる、いつでも流行の一歩先を進み、独創的でフィジカルなスタイルをVENTで直に体験してほしい。



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