ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード、K.K.ダウニングの声明に憤慨

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ジューダス・プリーストのフロントマン、ロブ・ハルフォードは、グレン・ティプトンがパーキンソン病のためツアーから離脱すると発表した際、元メンバー、K.K.ダウニングが、代理を頼まれずにガッカリしたとコメントしたと同時に、ティプトンは新作でギターをプレイしていないとほのめかしたことに、かなり憤慨したそうだ。

◆ロブ・ハルフォード画像

ダウニングが声明を出した直後、ハルフォードはFox Sports 910ラジオ局のインタビューで、「(ダウニングの声明は)俺にしてみれば完全に必要ないことばかりだ。でも、一点だけ、はっきりさせ記録に残しておきたい。アンディ・スニープが(ニュー・アルバム)『Firepower』でグレンのギター・パートを補ったとほのめかしているのは、1000%デマだと俺は断言できる」と否定、「あの部分は個人的に気になった」と話していたが、実際にはもっとムカついていたようだ。

ハルフォードは『Los Angeles Daily News』のインタビューでこう語った。「(K.K.は)リタイアするって決めたんだ。どれくらい前のことだったかは覚えていない。あの時期、彼はリタイアし、絶対に戻って来ないって断言してた。俺らはそういう状況に残された。以来、コミュニケーションなんてなかった。バンドはどうしてるとか、みんな、元気かなんて連絡はなかった」

「俺が個人的に憤慨したのは、グレンがこのアルバムでプレイしなかったって憶測だ。俺は、あれをかなり強く受け止めた。誘われなかったっていうのと一緒にあの手の当てこすりがあったら、どう思う? とんでもないよ。俺から見れば、違う言葉があっただろうにと思う。ラジオのインタビューでも言ったが、俺らは、この手の事柄を公にするバンドじゃなかった。メッセージを送る方法はほかにもいろいろあった。“俺が必要だったら知らせてくれ、準備はできてる”とかさ。あれじゃないよ。残念なシチュエーションだ」

ティプトンは全ての公演は無理だが、ところどころでパフォーマンスの一部に参加しており、日曜日(4月15日)ワシントン州ケントで開かれた公演や火曜日(17日)ポートランド公演でもアンコールで登場している。





Ako Suzuki
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