【インタビュー】THE RAMPAGE、EXILE TRIBEの魂を踏襲しつつ唯一無二のグループになる

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■THE RAMPAGEが手を差し伸べて引き上げてあげるような応援ソング

――続いてカップリング曲「BREAKING THE ICE」について教えてください。

LIKIYA:森永製菓さんのICE BOXとコラボした楽曲になっているんですが、青春を過ごしている若い世代の方々に届けたい応援ソングになっています。

武知海青:メインターゲットが中高生ということもあって、青春の1曲に加えてもらえる楽曲になったらいいなと思います。

山本彰吾:僕たちTHE RAMPAGEは、ひとつのチームという感覚もあるんです。16人それぞれに役割があるですけど、それはチーム競技のポジションみたいなもので、スポーツと共通する部分が多いんです。ライヴをやっていても、部活のように汗をかきますし(笑)。そんな僕たちが「BREAKING THE ICE」のような曲を表現するのは、とても意味があると思っています。特に勉強や部活動に励んでいる方、さらには仕事を始めたばかりの方々に響いてくれればと思って制作しました。

▲川村壱馬(Vo)

――歌詞は?

川村壱馬:歌詞だけを見ても、さわやかさが伝わってくる曲だと思います。その中にTHE RAMPAGEが辿ってきたストーリーや、リアルなワードも散りばめられているので、そういった面も楽しんで聴いていただきたいです。作詞はいつもお世話になっているYVES&ADAMSさんに書いていただいているんですけど、歌詞の音のハメ方など緻密に計算されているので、今回も勉強させていただきました。

RIKU:今まで作ってきた応援ソングは背中を押すような内容でしたが、この「BREAKING THE ICE」は僕たちTHE RAMPAGEが少し前に行って手を差し伸べて引き上げてあげるような世界観の応援ソングなんです。自分たちの目の前に立ちはだかる壁を壊して、一緒に進んでいこうというメッセージなので、歌っていて気持ちが込めやすかったです。

吉野北人:懐かしい気持ちにもなる歌詞ですね。自分が高校時代に夢に向かってがんばっていた頃を思い出したり、初心に帰れる楽曲だなと思います。若い人をターゲットにした曲ではあるんですけど、意外と大人の人たちが聴いても昔の情熱を蘇らせることができるんじゃないかなと思います。

――トラックにはどんな印象を抱きましたか?

陣:まさにタイトルにぴったりというか、勢いもあって爽快なトラックだなという印象でした。物凄く夏を感じました。

▲吉野北人(Vo)

――この「BREAKING THE ICE」のパフォーマンスは、誰が中心に振りを作っていったのでしょうか

LIKIYA:与那嶺瑠唯が担当しました。さわやかなイメージのある楽曲なので、そこをTHE RAMPAGEとしてどう表現したらいいのか、結構悩んでいたようです。でも、難しいことは抜きに、普段から何かに向き合ってがんばっているみなさんが楽しんで踊ってもらえる振りつけが一番だという方向性で作り出してからは、早かったですね。パフォーマンスを通して、不安や悩みを少しでも取り除けたらという振りになっています。

――レコーディングを振り返るといかがでしたか?

川村壱馬:サビを素直に歌いすぎてしまうと、完全に単にさわやかな曲になってしまうので、その辺のバランスは意識しました。さわやかさだけじゃなくて、THE RAMPAGEらしさが芯にある楽曲なので、そこも感じてもらえたら嬉しいです。

RIKU:THE RAMPAGEの幅の広さを表現していくためには、必要でありチャンスとなる楽曲だと思ったのでサウンドに身を任せて歌うことを意識してレコーディングしました。聴いていると風が吹いてくるような疾走感を歌に乗せたり、曲の世界観を素直に表現していった感じですね。

吉野北人:僕もさわやかな気持ちになって、気持ちよく歌うことに集中しました。THE RAMAPAGEの曲の中でもポップス感の強い楽曲なので、まだ僕たちのことを知らない人にもこの曲をきっかけに知ってもらえたら嬉しいです。

――確かに、新たなリスナーの獲得にひと役買ってくれそうな楽曲ですね。

陣:実は森永製菓さんの『ICE BOX』のダンス・キャンペーン「悔しさなんか、踊って、噛み砕け」のテーマソングにも起用していただいています。あとは、いろいろな県で全国高等学校野球選手権地方大会のテーマソングになっていたり、いろいろな場所で「BREAKING THE ICE」が今夏を盛り上げていってくれると信じています。

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