全英アルバム・チャート、『グレイテスト・ショーマン』が今世紀最多の1位獲得

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2018年最後のUKアルバム・チャートは、映画『グレイテスト・ショーマン』のサウンドトラックが先週に続き首位をキープ。これで非連続24週目の1位獲得となり、アデルの『21』の23週(2011年2~4月)を破り、今世紀最多となった。『グレイテスト・ショーマン』は2017年最後の週に39位に初登場。翌週、トップ10入り(4位)して以来1年間ずっと(52週間)トップ5に留まり続ける。

◆『The Greatest Showman』ジャケット画像

2位には、ジョージ・エズラの『Staying At Tamara’s』が先週の3位から再浮上。こちらもロングラン・ヒットとなり、3月終わりにリリースされてから非連続36週トップ10に入っている。

3位は、故ロイ・オービソンとロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団とのコラボレーション『Unchained Melodies』が4位から1ランク・アップした。今週新たにトップ10入りした作品はなかったが、レディー・ガガとブラッドリー・クーパー主演の映画『アリー/ スター誕生』のサウンドトラック(11位→8位)とクイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』のサウンドトラック(12位→9位)が再エントリーした。

シングル・チャートは、3週連続で2位に留まり続けたAva Maxの「Sweet But Psycho」がとうとう1位に輝いた。

2位には、マライア・キャリーの「All I Want For Christmas Is You」が先週の4位から浮上。1994年、2017年に続き、最高位をマークした。同曲は1994年にリリースされて以降このシーズンには欠かせない曲の1つとなったが、全英で1位を獲得したことはない。

今週のトップ10はクリスマス関連ソングが占め、「All I Want For Christmas Is You」をはじめ、計8曲が入った。ワム!の「Last Christmas」(1984年)が3位、ポーグス&カースティ・マッコールの「Fairytale Of New York」(1987年)が4位、バンド・エイドの「Do They Know It’s Christmas」(1984年)が6位、マイケル・ブーブレの「It’s Beginning To Look A Lot Like Christmas」が7位、レオナ・ルイスの「One More Sleep」(2013年)が8位、シェイキン・スティーヴンスの「Merry Christmas Everyone」(1985年)が9位、エルトン・ジョンの「Step Into Christmas」(1973年)が10位をマークした。

Ako Suzuki
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