アヴィーチーの家族、メンタルヘルス、自殺防止に取り組むティム・バークリング基金設立

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2018年4月20日に亡くなったアヴィーチーの家族は、一周忌を前に、彼の本名ティム・バークリングを冠した基金の設立を発表した。

◆アヴィーチー画像

アヴィーチーは音楽で多くの人たちを感動、楽しませたほか、慈善活動にも熱心に取り組んでいた。

『Variety』によると、アヴィーチーの家族はティム・バークリング基金の設立に関し、「ティムは違いを生み出すことを望んでいました。彼の名を冠した基金を始めるのは、彼を追悼し、彼のスピリットを継続する我々なりの方法です」とコメントしている。

ティム・バークリング基金は、まずはメンタルヘルスに悩む人たちへの支援、自殺防止を目指し活動する。いずれは環境問題、絶滅危惧種や自然の保護にも取り掛かりたいそうだ。

アヴィーチーは2018年4月20日、休暇で訪れていたオマーンで亡くなった。まだ28歳だった。家族は当時、「私たちが愛したティムは、探究者であり、実存的な質問への答えを探る傷つきやすいアーティスティックな心の持ち主でした。頑張り過ぎる完璧主義者が一定の速度でツアーを行なったり熱心に働くことは極度のストレスをもたらしました」「彼は本当に、意義、人生、幸せへの想いに苦悩していました。これ以上続けることはできませんでした。平安を見出したかったのです」との声明を出し、自殺だったと示唆したのではないかと考えられた。

Ako Suzuki
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