モダンテクノの中心地イタリアからアシッド・テクノを再定義するBoston168

テクノの歴史を作り上げてきた名作ハードウェアを駆使したコズミックなサウンドが話題沸騰中で、アシッド・テクノを再定義すると言われているBoston168が7月26日の表参道VENTに登場する。

デトロイトでもグラスゴーでもイタリアのトリノでも、大規模な工場地帯のある街にはレイブのサブカルチャーが存在するという。イタリアのモータウンと呼ばれるトリノ出身のBoston168は、機械的な街の騒音をテクノサウンドに置き換えてきたデュオだ。

二人はエレクトロニック音楽の研究家でありテクノの新しい要素を生み出すために数年に渡って実験を繰り広げてきた。テクノの原則を再定義するために様々な実験にフレッシュなアイデアを組み合わせ、独自のライブセットを構築しようと試み、その結果、ウェアハウスや元工場、クラブなどの様々な場所のフロアで彼らの音楽はコズミックな暖かさでオーディエンスに夜明けを導いてきた。世界中のテクノコミュニティからのフィードバックは素晴らしいものとなったのである。

Rolandの名器TR909、TR707、TB303、Avalon Abstraktなどのハードウェア名機を混ぜ合わせて生み出されるサウンドによって、オーディエンスは新しい重力空間とサウンドのブラックホールを探し求めて、まるでテクノの冒険旅行へと連れて行かれるようだ。モダンテクノの中心地イタリアから現れたフレッシュなデュオのアシッド・テクノの世界観に期待してほしい。



◆VENT オフィシャルサイト