【対談】感覚ピエロ×ミオヤマザキ、「ワード選び。そこにお互いの色が出てる」

■感エロは幕張メッセ、ミオは横浜アリーナ
■状況は似てると思うんです

──最後に、感覚ピエロからミオヤマザキに聞いてみたいことはありますか？

横山：いまミオは＜47都道府県ツアー＞をまわってるじゃないですか。俺らも2回、＜47都道府県ツアー＞をやってるけど、どんなふうに思ってるか聞いてみたいですね。

taka：完全無料でまわってるから、ぶっちゃけ大赤字なんだけど。感覚ピエロは11月に幕張メッセ公演を控えてて、うちも来年1月に横浜アリーナ公演を控えてるから状況は似てると思うんですよ。横アリのチケットを渡しに、全国をまわってる感じですよね。県によっては「遠いから行けません」って言われたり、けっこう厳しい現実もあるんだけど……うーん、何て言うんだろう。

mio：逆に「地元でやるときは、絶対に行きます」って言ってくれるしね。直接話してると、その言葉は嘘じゃないなって思えることが多くて。直接的に横アリにはつながらなくても、＜47都道府県ツアー＞をやって良かったなと思ってますね。

──横山くん、どうして＜47都道府県ツアー＞のことを聞きたいと思ったんですか？

秋月：またまわるの？

横山：違う！ そういうフリじゃない（笑）。僕らの場合は、1回目の＜47都道府県ツアー＞は完全に武者修行だったんです。ライブハウスにブッキングしてもらった知らないバンドとの対バンも多かったし、お客さんが入らなくて壁に向かってライブをすることもあったし。でも、2回目は俺らの冠でちゃんと呼びたいバンドを呼んでまわったから、1回目と2回目では印象が違ったんですよ。だから、いまミオはどういう気持ちなのかな？と思って。

──そういうところも感エロとミオは似てますよね。バンドとして大きな目標を打ち立てたら、そこに向かって泥臭く突っ走る感じとか。

mio：みなさん、けっこう真面目ですよね？

秋月：全然！

──いや、こう見えて、感エロは真面目だと思いますよ（笑）。ミオもでしょ？

taka：うん、僕らも真面目ですね。

Shunkichi：つまらないぐらい真面目です（笑）。

取材・文◎秦 理絵
カメラ◎ヤマダマサヒロ

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