ニック・メイスン、B・ジョンソンの番組でロジャー・ウォーターズ&リック・ライトとの出会いを回想

ツイート

ニック・メイスンが、学生時代、ロジャー・ウォーターズ、リチャード・ライトと出会ったときのエピソードを明かした。ウォーターズは2人に頼みごとをし、両方から断られたそうだ。

◆ニック・メイスン画像

以前にも語られたことはあるが、メイスンは、現在アメリカ(AXS TV)で放送中のAC/DCのブライアン・ジョンソンの番組『Life On The Road』に出演した際、あらためてこう話した。「リージェント・ストリート・ポリテクニック(ロンドンにあった建築学校)──そこで、僕はロジャー・ウォーターズとリック・ライトに出会ったんだ。僕らは全員、建築家になる勉強をしていた。音楽が軌道に乗ったのは、建築界にとって損失だったな。または、その逆か!」

「ロジャーは僕が車を持っていることを聞いていたから、会ったんだ。どんな車なのか知ってたのかは不明だけど……。Austin 7 Chummyで、最高速度は20マイル(約32キロ)、ブレーキはなかった。彼に、借りられるかって訊かれ、僕はノーって答えた。彼はそれに、リックからタバコを貰おうとして、ノーって言われてた。その後50年間、それがお決まりのパターンだった」

そして、「あれは重要なモーメントだったよ。あれがなければ、僕らはいまここにいなかったかもしれない」と付け加えた。



3人はその後、ピンク・フロイドの前身となるバンド、シグマ6を結成。同校で開かれたイベントで初めてライプ・パフォーマンスした。現ウェストミンスター大学のキャンパスには、2015年、「ピンク・フロイド : 1962-1966 ニック・メイスン、ロジャー・ウォーターズ、リチャード・ライトはリージェント・ストリート・ポリテクニックで学び、バンドを結成した」と記された銘板が設置され、メイスンとウォーターズ、それに彼ら同様、この学校に通っていたライトの未亡人が除幕式に出席した。

Ako Suzuki

この記事をツイート

この記事の関連情報