【インタビュー】ななもり。× ジェル (すとぷり)、2ndアルバム完成「曲を通して伝えたい。歌で伝えたい」

■“盛り上がってほしい”という気持ちの
■塊みたいなグループなんですよ

──グループとしてさらに成長した姿が、3月のナゴヤドームで見られそうですね？

ななもり。：はい。『すとろべりーねくすとっ！』収録曲を中心に、これまでに出した2枚のアルバムからセットリストを選抜すると思います。ただ、人気の曲を披露すれば、そこが一番盛り上がるかと言うと、僕らの場合は意外にトークだったり、みんなで作った動画を発表しているときだったりもするんですね。そういうことも考えながら、どうやってライブをつくればベストになるのか、これからもっと突き詰めたいです。

ジェル：普段の配信って、ファンの方との距離がすごく近いと思うんです。それと比べるとライブは物理的に距離が離れてしまう……だとしたら、より気合を入れて輝く姿を見せなきゃいけないんです。よりカッコよく、いつもの自分とはギャップがあるくらい輝く姿を見せようと意識しながらライブをやっていますね。動きひとつとっても、大げさすぎるくらいに大きく動いたり。あと、個人的にはそろそろワイヤーアクションに挑戦してみたいです（笑）。

▲すとぷり、ナゴヤドームでワンマンライブ開催

──ドームなら気持ちよく飛べそう。

ななもり。：ああ、これジェル君が取材のときによく言う冗談なんですよ（笑）。

ジェル：ふふふ。ところが最近は、それが段々本気になってきていて、“いつかやってみたい”って思ってるんです。それと、洋楽チックな楽曲にももっと挑戦したいですね。日本にとどまらない、世界の人が見てもいいなと思ってもらえる楽曲をつくりたいんです。

──2020年もすとぷりの進化はとどまりそうにないと。

ななもり。：僕らはライブ会場の規模や、CDセールス数は努力したご褒美という考え方なので、あまり気にしていないんです。ライブに来てくださる方、CDを買ってくださる方の何倍も何十倍もの方が僕らの活動を見守ってくださっていることを知っているので。そういう人たちにより楽しんでもらえるものを届け続けたい。

ジェル：“楽しんでほしい”“盛り上がってほしい”という気持ちの塊みたいなグループなんですよ、すとぷりって。

ななもり。：僕らは、二次元と三次元の中間に居る存在だと思っていて。それを活かしたライブをつくることができたらいいなと思っています。たとえば、ステージでは僕らがリアルに踊り、スクリーンなどでは３Dの映像が映ったり、そういう意味では5G(第5世代移動通信システム)を使った表現にも挑戦しやすいのかなと。いろんな可能性に挑戦して、これからも皆さんをワクワクさせたいです。

取材・文◎橘川有子







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