【インタビュー】SHAZNAのA・O・IやELLEGARDENの高田雄一を擁する “SISSI”、本格始動「今だからこそ、このバンドと出会えた」

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■キャリアがある人と一緒の楽曲制作
■化学反応的なものは想像を超えてました

──この個性的なメンバーが揃って、阿部さんはいかがでしたか?

阿部:ビックリでした。どうしよう?みたいな感じで。だって小学生の頃、友達がSHAZNAの切り抜き写真をクリアファイルに入れてましたから(笑)。私は中学生くらいから曲を書いたりしていて、そうやって長い間ゆっくりやってきたことが、今こういうかたちになって。でも、こういうことってきっと、今までこのためにやってきたんだというか、もう決まってたんだと思います。

▲高田雄一 (B)

──運命的なものを感じたと。

A・O・I:阿部さんは、ちょっとスピリチュアルなところがあるので……(笑)。

阿部:もともと結構、我が強い感じだったんですけど、やっぱり年齢重ねて、経験も重ねて。最近は人の話を聞いて“そうなんだね”って受け入れられるようになったので、今だからこそ、このバンドと出会えたと思うんですよね。みんなから出てくる音がおもしろくて、とても居心地がいいです。

──KATSUKIさんがメンバーをつなげたところも大きいと思うのですが、4人でスタジオに入ってみて、思ったことはありました?

KATSUKI:A・O・Iさんがアレンジとかを主導してくださったんですけど、SHAZNAとELLEGARDENっていうキャリアがある人と一緒に楽曲をつくれて、その化学反応的なものは想像を超えてましたね。

阿部:おお (拍手)!

KATSUKI:あとは、リハ終わりのミーティングだけが……。

高田:居酒屋での、ですね。

──打ち上げも兼ねて?

KATSUKI:ミーティングというか反省会というか。そのほうが長い時がありますからね(笑)。

高田:でも、みなさん、ミーティング後半は覚えてないですよね? 俺はそんなに飲まないんですけど、あとから聞いたら、“それを覚えてないんだ?”ってことが結構あるんですよ。

A・O・I:それKATSUKIくんじゃないですか(笑)。

KATSUKI:そうですね……(笑)。

▲KATSUKI (Dr)

──ははは。阿部さんとしては、ご自身の作った楽曲にいろんな方のアレンジが加わって、ふくらんでいく感じがおもしろかったのでは?

阿部:もう“うわあ!”っていう感じです(笑)。もともとアコギを弾いて作るので、どういうふうなアレンジにしたいとかはあんまり意識してなくて。白いままの絵に色がついていく感じがすごく楽しかったです。「この部分はこうしたい」って私の意見も言ったりして、話し合いを経て自分の思ってることがかたちになっていくのもおもしろい。

──ちなみに今作には3曲が収録されていますが、それぞれ原曲はいつ頃からあったんですか?

阿部:「マリア」はSISSIをやることになってから書いたと思います。「スタンドバイミーベイベー」は高校生の時に書いた曲で、「きみに続く道」はたぶん3年前くらいですね。

──作った時期は違うんですね。でも、歌詞には共通した世界観を感じたんですが?

阿部:そうなんです。全部“マリア”という存在に対して書いてる曲なんだなっていうことに、最近、私も気づいちゃったんですよ。「きみに続く道」は“マリア”に対して母の目線で、前世的なものですよね。「スタンドバイミーベイベー」は、もしかしたらもう少し先の未来の自分の想いなのかなって思うんです。今、コロナウィルスの流行とかもあって、世の中どうなるかわからない。そう思った時に、この歌詞のままだなって。で、「マリア」は今より少し前、自分がダメな状態の時って何しても自分に返ってくるけど、“それでもいいんだよ”って救いのマリアが現れた。その時にできた曲で、自分が体験したことや思ったことをただ書いた感じだったんですけど、やっぱり全部“マリア”がいるんです。

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