フー・ファイターズ、新作は「俺らにとっての『レッツ・ダンス』」

フー・ファイターズのデイヴ・グロールは、完成したばかりの彼らのニュー・アルバムをデヴィッド・ボウイの『Let’s Dance』(1983年)になぞらえた。
グロールは、米ロサンゼルスのラジオ局ALT 98.7のインタビューでこう話した。「俺は本来ならいまツアーに出てた。俺らは4月中旬にツアーを始めるはずで、俺はそれを本当に楽しみにしていたんだ。アルバムが完成し、すっごくいい出来で、俺らはそれをプレイし、みんなに聴かせられるってワクワクしてた。アンセムみたいなビッグでみんなが一緒に歌えるロック・ソングでいっぱいだ。変な感じだよ。奇妙ではあるが、ダンス・アルバムみたいなんだ。EDMとかディスコ、モダンなダンス・アルバムじゃない。でも、グルーヴがあるんだ。俺にしたら、俺らにとってのデヴィッド・ボウイの『Let’s Dance』アルバムってとこだ。それが、俺らの作りたかったものだ。俺ら、“本当にアップで楽しいアルバムを作ろう”って言ってたんだ」
新型コロナウイルスの影響はツアーだけでなく、アルバムのリリースにも及び、グロールは英国の『Q』誌に、「この先どうなるか見極めるため、(リリースは)いまのところ棚上げだ」と話している。
フー・ファイターズのニュー・アルバムは全米/全英で1位に輝いた『Concrete And Gold』(2017年)以来、通算10枚目となる。
新作の出来にとても満足しているグロールは、やり切った感もあるため、ステイホーム中のいま、ギターを触る気にならないそうだ。
Ako Suzuki
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