【インタビュー】WANDS、第二弾シングルに王道感と新境地「もう一度やる意味があるなって」

■これからは過去のWANDSというより
■令和の時代のバンドとして

──渋谷eggmanでのライブイベントでは柴崎さんがかなりMCでしゃべっていましたよね。以前のWANDSではそんなにしゃべっていたかな？って。

柴崎：それはしゃべらざるを得ない状況というか（笑）。特に2019年の＜音都 ONTO＞で第5期WANDSとして初めて人前に出たときは、上原に「WANDSです」って言わせるわけにいかないじゃないですか？　となると僕しかいない。

──確かに（笑）。使命感でMCしていたんですね。

柴崎：使命感のみです（笑）。今後は3人でうまくトークを回していけたらいいなって。なので、もっと3人で集まる必要がありますよね。

▲＜スペシャルライブイベント＞2月16日＠東京･渋谷eggman

──いまは“おうち時間”が長いと思いますが、リフレッシュ方法は？

柴崎：家の近所を1周してみたり。

──ウォーキングですか？ ランニングですか？

柴崎：腿上げウォーキングですね。

上原：意外だ（笑）。

柴崎：あとは息子とトランプしてみたり。最近、スピードを覚えたのでよく対戦を挑まれています（笑）。

上原：めっちゃパパしてますね。

──トランプで負けてしまう日も近いかも？

柴崎：そういえば、息子ひとりで自主練してるので成果を上げてますね（笑）。

上原：僕はYouTubeをひたすら見てるか、ゲームしてるか。仕事も気分転換もPCの前にいます。

柴崎：そうなんだ？

──YouTubeは音楽に限らず？

上原：音楽というよりYouTuberですね。有名な人しか知らないですけど。


──最後に、今後のWANDSに思い描いていることを教えてください。

柴崎；ファンの方に納得してもらえる曲だったり、予備知識のない方に“いい曲だな”と思ってもらえるようなものだったり、地道に一歩ずついい曲を作り続けつつ、ゆくゆくはWANDSならではのライブをできるようになりたいですね。いまの形態ではまだ全然ライブをやっていないし、スタイルもふわっとしているので、経験を重ねながら成長していきたいと思ってます。

上原：現状でいうとWANDSが好きで僕を受け入れてくれた方から「なかなか、やるじゃないか」みたいことを言っていただけているかなっていう段階ですけど、これからは過去のWANDSというより、令和の時代のバンドとして好きになってもらいたいし、そういうふうにやっていきたいなと思っていて。

柴崎：うん。

上原：それこそ僕より下の世代の方々にも、普通にカッコいいって思ってもらえるバンドになりたいですね。

──アルバムだったり、今後の作品も楽しみです。

柴崎：現在は世の中がこういう状況ですし、リリースのタイミングが決められないので、シングルなのかアルバムなのか形態は抜きにして“いい曲を書いて制作を進めていこう”と思っています。昔から応援してくれる方々がいらっしゃる中、「初めて聴いたけど、いい曲ですね」っていう20歳の人がいたりとか、そういう現象はなかなかないことだと思っているんです。だから、“次はこういう曲をやってみよう”とか、毎回新しい面を見せていきたいですね。

取材・文◎山本弘子







◆インタビュー【３】へ戻る
◆インタビュー【１】へ戻る