SKY-HI、総視聴者数33万人超の無観客ライブ開催「6月17日にライブができて幸せです」

SKY-HIが6月17日、無観客ライブ＜We Still In The LAB＞を東京・新宿BLAZEにて開催、その模様をABEMAにて生配信した。

◆ライブ画像

8年前の6月17日、同会場ではSKY-HIとして初めてのワンマンライブ＜WELCOME TO THE "LAB"＞が開催された。SKY-HI、そしてファンにとって感慨深い特別な日だ。

当初の予定では、自身初となるベストアルバム『SKY-HI’s THE BEST』が発売される日でもあったのだが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて制作の進行が遅延、9月23日に発売が延期に。同様にこの記念すべき日をファンと一緒に共有する予定であったが、無観客ライブとしての開催に変更になった。

しかし無観客になってしまったことを逆手に取り、フロアをステージにすることでスペースを最大限に活用。新宿BLAZEをフルに生かしたライブとカメラワークで、いつもとは一味違ったライブを演出した。


映像は楽曲に合わせて色味が変化したり残像やモチーフが現れるなど、臨場感のあるエフェクティヴなクオリティで配信され、これに対する驚きと感動の声が終始止まることはなかった。

ゲストには8年前の初ワンマンライブにも出演したKEN THE 390とTARO SOULも駆けつけ、この記念すべきライブを盛り上げた。MCでは8年前の思い出話に花を咲かせ、偶然にもこの日が誕生日のKEN THE 390には、8年前と同じくSKY-HIとTARO SOULからサプライズの演出も用意され、互いの親交の深さを垣間見ることが出来た。

普段ライブでコール＆レスポンスが起こる楽曲ではSKY-HIがカメラ越しに煽り、TwitterやABEMA上のコメント欄でファンがそれに応える。ほかにもパフォーマンスやSKY-HIが放つ言葉一つ一つにファンが反応。ABEMAの番組上では総視聴者数32万人、また寄せられたコメントはTwitterの国内トレンドでは最高4位を記録した。


SKY-HIが「嘘みたいなことが立て続けに起こった」とMCでコメントしたように、今年予定されていたライブや出演予定だったイベントなどが次々と中止や延期になった。活動が限られていく中でも、スタジオや自宅からインターネットを通して新しいことに挑戦し続け、新しいエンタテインメントを提供してきたSKY-HI。

ライブ後半には「7月にもライブをやります」と発表。近年毎年開催している自身のライブハウスツアー＜Round A Ground＞の“Round64.5”として、初の試みとなる有料配信を7月19日に実施予定とのことだ。7月より開催する予定だったバンド編成ツアーでもあるため、ファンの期待が高まっている。そしてライブ終盤には「2020年6月17日にライブができて、幸せです」と締めくくった。

＜We Still In The LAB＞は6月24日23：59までABEMAにて無料配信。また、このライブで映像と共に披露された「カミツレベルベット2020」は6月17日より配信中だ。

■「カミツレベルベット2020」配信情報
https://SKY-HI.lnk.to/kamitsur



◆SKY-HI オフィシャルサイト