【インタビュー】和楽器バンド、感染者ゼロの横浜アリーナ<大新年会>を終え未来へ歌う

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■「今を精一杯やろう、そうしないと明日が見えない」って強く思った

──「Singin’ for...」は<和楽器バンド 真夏の大新年会 2020 横浜アリーナ 〜天球の架け橋>で初披露されて、そこでミュージックビデオも公開されました。明るい未来へ向かう意思を感じたとてもいいシーンでしたが、実際、あの時期に横浜アリーナでライブを行う決断をするには、大きな葛藤があったのでは。

鈴華ゆう子:そこには我々の意思だけではなくて、和楽器バンド全体のチームで「どれだけできる可能性を見いだせるか」と会議を重ねて動いていたんです。

──一年に一度の<大新年会>ですし、もともと予定していた両国国技館での公演が中止になったのも、致し方ないとはいえ悔しかったですよね。

鈴華ゆう子:中止を決定したのは、ちょうど<大新年会>のゲネプロのタイミングだったんです。ゲストの出演者の方々も集まって100人くらいいるところで、事務所の社長から「今回はできない」と発表されて。その時はやっぱり、とても残念な気持ちになりました。

──そして6月に、場所を横浜アリーナに変えて8月に実施すると発表がありました。

鈴華ゆう子:あの頃は、どうなるかわからないけど、明日に向かってやれることをやってみようという日々だったんです。常に最悪のパターンを覚悟していましたね。とにかく予測がつかないことだらけだったんですが、私が一番嬉しかったのは、どんな状況の時でも和楽器バンドチームが動こうとしてくれたこと。和楽器バンドがいかに愛されているかがわかりました。

──実際にステージに立ってみて、いかがでしたか。

鈴華ゆう子:今回はお客さんに声を出さないで参加してもらうスタイルで実施したので、ライブ中は歓声とかもなく無音なんだけど、お客さんからの気迫や毅然とした気持ちが伝わってきて。とにかくすごかった。初めての経験でした。

町屋:うん、すごかった。普通はお客さんがシーンとなっていたらライブってやりづらいじゃないですか。でも別にいつも通りでしたね。

山葵:僕はドラム和太鼓バトル(ライブレポート参照)で筋肉を見せた時にシーン……ってなった時は心が折れそうになりましたけど。

町屋:それはマジで滑ってた!


──いやいや、声を出せる状況ならきっと黄色い声援があったはず!

山葵:もうやめてください〜(涙)。

──とはいえドラム和太鼓バトルも含め、本当に8人のバンド力だけで勝負した<大新年会>でしたよね。

鈴華ゆう子:8人だけでアリーナに立ったのは初だったんですよ。大きい会場でライブする時は、「8人だけで魅せきれるか」っていう不安があったんですよね。それと、和楽器バンドをまだ知らない人がエンターテインメントとして楽しめるように、程よい感じでゲストを入れようって思いもあったんですよ。そうやって経験を積み重ねてきた中で、今の私たちは、アリーナでも8人だけでエンターテインメントが魅せられるまで成長できたのかもしれないな、とすごく感じました。一回中止になってもまた<大新年会>がやれたように、全てにおいて、どんな苦境もプラスに働いた。8人だけの<大新年会>は、またいつかやるんじゃないかな。

──先日発表されましたが<大新年会>での新規感染者がゼロだったというのも、本当にホッとして。和楽器バンドがエンタメ業界の新たな指標を作ったこと、これは本当に大きなことだと思います。

山葵:音楽業界、エンタメ業界がただただ自粛して落ち込むのではなく、「何かしらやり方があるんじゃないか」とそれぞれが模索して業界全体が盛り上がっていくといいですよね。

鈴華ゆう子:ライブは人が集まるところだから、色々言われやすいところにはいたと思うんです。それでも意義があるのなら、というか……。私が今こういう立場で、ボーカリストとして、みんながチャレンジできるチャンスをくれたならば、そういったことを背負う可能性もふくめて、「今を精一杯やろう、そうしないと明日が見えない」って強く思ったんです。

──その言葉を聞いているだけで胸が締め付けられます。

鈴華ゆう子:横浜アリーナ公演を無事終えたという例ができたことに対しても、賛否両論あると思うんですよ。良かったと言ってくれる人もいれば、きっと何やってるのって思う人もいる。でも、わからないことを言い合っていても仕方ない。私たち自身もそれなりに覚悟して人生をかけてやっているという思いに賛同してくれる方が一人でもいるのならば、私は「エンタメというものをやり続ける」という生き方を模索しながら、これからも挑戦したいと思いました。実際、公演後にスタッフさんから「本当に楽しかった」「またやれて嬉しかった」なんて言っていただけて。もちろんファンの方もそうです。みんなで一緒に未知の状況に立ち向かう、これって本当に「すごいな日本、すごいな地球」と思っています。

──そんな世界に向けて「Singin’ for...」、そしてアルバム『TOKYO SINGING』。多くの人に届いて欲しいと思います。9月18日よりEVANESCENCEのエイミー・リーとのコラボ曲「Sakura Rising with Amy Lee of EVANESCENCE」も配信され、10月からは新たなツアーが始まりますね。

山葵:まだまだどうなるかわからない情勢ではありますが、今やれることは全てやるという気持ちで準備を進めているので、僕らも最大限の注意を払いながら、アーティストとしての歩みを止めずに活動していきます。それを表現するライブの時間を、また皆さんと共有できたらと思います。

(アルバム『TOKYO SINGING』についてのインタビューは追って公開)

取材・文◎服部容子(BARKS)
写真◎釘野孝宏

先行配信情報

「Sakura Rising with Amy Lee of EVANESCENCE」
https://umj.lnk.to/sakura_rising

「Singin’ for...」
https://umj.lnk.to/wgb_singin_for

iTunes Store 『TOKYO SINGING』
https://music.apple.com/jp/album/tokyo-singing/1530927570?l=ja&ls=1&app=itunes

『TOKYO SINGING』

発売日:2020年10月14日(水)

・CD収録曲(全13曲収録)※全5形態共通
M1. Calling
M2. Ignite
M3. reload dead
M4. 生きとしいける花
M5. 月下美人
M6. Sakura Rising with Amy Lee of EVANESCENCE
M7. ゲルニカ
M8. Tokyo Sensation
M9. オリガミイズム
M10. 宛名のない手紙
M11. 日輪
M12. Eclipse
M13. Singin’ for...

■真・⼋重流盤(CD+フィギュア+Blu-ray付)】※オフィシャルファンクラブ真・八重流会員限定販売
PDCS-1915 ¥15,000(税抜)
・CD:全13曲収録
・フィギュア:和楽器バンド mini brokker8体セット
・Blu-ray(※プレイパス対応):REACT TOUR FINAL 横須賀芸術劇場 をフルサイズ収録(全17曲)
【Blu-ray収録曲】
和楽器バンド Japan Tour 2019 REACT-新章- FINAL
1. Overture~ReAct~
2. 雨のち感情論
3. 天樂
4. 吉原ラメント
5. 蜉蝣
6. Strong Fate
7. 細雪
8. 鏡花水月
9. 月に叫ぶ夜
10. なでしこ桜
11. シンクロニシティ
12. ドラム和太鼓バトル〜極限双打〜
13. 雪影ぼうし
14. 暁ノ糸
15. あっぱれが正義。
EN1. Ignite
EN2. 千本桜
※完全数量限定生産
*プレイパス対応Blu-ray
Blu-rayについているプレイパスコードを入力するだけで、スマホで曲や映像を、簡単に再生することができます

■初回限定映像盤(CD+Blu-ray付or CD+DVD付)
(CD+Blu-ray付)UMCK-7073 ¥6,000(税抜)
(CD+DVD付)UMCK-7085 ¥5,000(税抜)
CD:全13曲収録
Blu-ray/DVD共通
Premium Symphonic Night Vol.2 ~ライブ&オーケストラ~ in 大阪城ホールをフルサイズ収録(全16曲)
【Blu-ray/DVD収録曲】
Premium Symphonic Night Vol.2 ~ライブ&オーケストラ~ in 大阪城ホール
1. Overture for Piano concerto ~ミ・ラ・イ~
2. オキノタユウ
3. 細雪
4. 儚くも美しいのは
5. 砂漠の子守唄
6. 独歩
7. 雨のち感情論
8. 花一匁
9. Ignite
10. 戦 –ikusa–
11. 吉原ラメント
12. 蛍火
13. Bring Me To Life with Amy Lee of EVANESCENCE
14. 千本桜 with Amy Lee of EVANESCENCE
EN1. IZANA
EN2. 流星

■初回限定ブック盤(CD+書籍)
UMCK-7074 ¥5,000(税抜)
CD:全13曲収録予定
書籍: Quick Japanプロデュース和楽器バンド“解体新書”(全144ページ予定)付き

■CD Only盤
UMCK-1668/9 ¥3,500(税抜)
CD1:全13曲収録
CD2:全曲の Instrumental をDisc 2として収録

■デジタル配信盤
CD収録全曲に加え、「ロキ」をボーナストラックとして追加収録。
(全ダウンロード/ 全ストリーミングサービス配信)

・全形態共通封入特典
トレーディングカード全10種類のうち1枚ランダム封⼊
※初回プレス分のみ

・チェーン別オリジナル特典
“TOKYO SOUVENIR”(東京土産)
今作のアルバム「TOKYO SINGING」。東京から世界へということで、特典はアルバムの「お土産」がコンセプト。
是非、各種お土産をお楽しみに。
・タワーレコード:”TOKYO SOUVENIR”キーホルダー
・HMV:”TOKYO SOUVENIR”ペナント型マグネット
・Amazon:”TOKYO SOUVENIR”ポストカード
・楽天:”TOKYO SOUVENIR”ボールペン
・TSUTAYA:”TOKYO SOUVENIR”ポスター
・UNIVERSAL MUSIC STORE:メンバー写真/メンバーイラストクリアカード全16種から1種ランダム(PET製 B5サイズ)
(初回限定映像盤/初回限定ブック盤/CD Only盤の3形態セット購入で全16枚セット進呈)
・その他店舗・ECサイト:”TOKYO SOUVENIR”ロゴステッカー

※特典は先着となり数に限りがあります。無くなり次第終了となりますので予めご了承ください。
※一部取扱いのない店舗・オンランインショップもございます。詳しくは各CDショップにてご確認ください。
※それぞれのデザインは後日発表させて頂きます。

<和楽器バンド JAPAN TOUR 2020 TOKYO SINGING>

■日時 / 開場
10月24日(土)東京・ガーデンシアター開場16:00 / 開演17:00
10月25日(日)東京・ガーデンシアター開場15:00 / 開演16:00
11月14日(土)大阪・大阪城ホール開場16:00 / 開演17:00
11月28日(土)愛知・日本ガイシホール開場16:00 / 開演17:00

■チケット料金
前売 ¥10,000(消費税込み)
当日 ¥11,000(消費税込み)

■注意事項 / 申し込み同意条項
※政府の要請に基づき、ソーシャルディスタンスを確保した上で実施いたします。
※入場時、ご来場者の氏名、所在地、連絡先のご記入をお願い致します。身分証明書の確認も行います。
上記ご記入いただいた情報を公的機関の要請により提出する場合がございます。
※入場口にて検温を実施いたします。
また、以下の事項に該当するお客様につきましては、ご来場をご遠慮ください。
・37.5度以上の発熱(平熱より1度以上高い発熱)がある方 (会場に向かう前に検温をお願いいたします。)
・公演日より起算し、2週間以内に発熱や感冒症状で受診や投薬をした方
・公演日より起算し、2週間以内に嗅覚異常、味覚異常、咳、鼻水、発熱があった方
※マスクを着用してのご来場をお願いいたします。マスクを着用していない方のご入場はお断りさせていただきます。
※ご入場後に体調を崩された場合は、速やかにスタッフにお申し出ください。
(症状によりご退場をお願いさせていただく場合もございます。)

【その他注意事項】
※場内、ロビーなどでのご歓談は⾃粛をお願いいたします。
※⼊場⼝に⼿指⽤のアルコール消毒液をご⽤意いたします。消毒の徹底をお願いいたします。
※厚生労働省よりリリースされました、新型コロナウィルス接触確認アプリ(COCOA)のダウンロードにご協力をお願い致します。
※スタッフに体調不良の者がいないか、検温により確認いたします。体調に異常(特に出勤前の検温で37.5度以上)が認められた場合は速やかに⾃宅待機とし、代⾏のスタッフが対応いたします。
※公演時間は2時間を予定しております。公演中、場内は常に換気状態を保ち、場内ドアを全開放する換気時間を設ける予定です。
※終演後、規制退場とさせていただく場合がございます。
※プレゼント及びスタンド花・お祝い花は、感染リスク低減のためご辞退させていただきます。
※会場周辺でのアーティストの入り待ち・出待ち行為はお止めください。

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