マーキュリー・プライズ、マイケル・キワヌーカが受賞
英国およびアイルランドのアーティストにより制作された年間最優秀アルバムへ贈られるUKの栄誉ある音楽賞、マーキュリー・プライズの2020年の受賞作が発表された。
◆マイケル・キワヌーカ画像
29回目を迎えた今年は、Moses Boydの『Dark Matter』、スポーツ・チームの『Deep Down Happy』、Porridge Radioの『Every Bad』、Anna Meredithの『FIBS』、デュア・リパの『Future Nostalgia』、ストームジーの『Heavy Is The Head』、Kanoの『Hoodies All Summer』、チャーリーXCXの『how I'm feeling now』、マイケル・キワヌーカの『Kiwanuka』、ジョージアの『Seeking Thrills』、ローラ・マーリングの『Song For Our Daughter』、Lanterns On The Lakeの『Spook The Herd』の12作品が候補に挙がり、ロンドン出身のシンガー・ソングライター、マイケル・キワヌーカのサード・アルバム『Kiwanuka』が選ばれた。
キワヌーカは、その年ブレイクが期待される新人リスト<BBC Sound Of 2012>の1位に輝き、同年、デビュー・アルバム『Home Again』を発表。セカンド『Love & Hate』(2016年)で全英1位を獲得し、昨年11月に3年ぶりとなる新作『Kiwanuka』をリリースした。前2作もマーキュリー・プライズにノミネートされており、三度目の正直となった。
キワヌーカは、今回の受賞に「ビックリした。僕がやりたいのは音楽しかない。だから、舞い上がってる」「なんとなく、今年受賞しなかったらこの先も受賞することはないって観念してたんだ」と、BBCにコメントしている。
今年は新型コロナウイルスの影響を受けセレモニーは開かれず、BBCラジオを通じ、受賞作品が発表された。
Ako Suzuki
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