【インタビュー】yukihiroが語る、2020年とACID ANDROID初配信ライヴ「姿と音がリンクして音楽が出来上がっていく」

■制作を進行させて
■新曲を完成させたい

──今回のライヴでは「let’s dance」のような代表曲も、原曲よりエッジの効いたカッティングがフィーチャーされたアレンジに仕上がっていたと感じたんですが、そもそもライヴ会場で体感する音と、こうして画面越しで観る音とでは、異なる聴こえ方をしますよね。逆にそれによって観る側の新たな発見もありました。

yukihiro：今回のような環境でのライヴ収録をミックスする難しさは感じましたね。でも、この作品にはこの音がカッコいいと思ってます。

──バンドを捉えたカメラワークや、照明にこだわりを感じましたが、さらに配信映像はdownyのzakuro氏によるエフェクト処理が施されるということで、作品性という意味でも面白いものになりそうです。

yukihiro：zakuroさんの作業は、僕はお任せなんです。スタッフはやり取りしていると思いますが、僕は絶対に口を出さないほうがいいと思ってます（笑）。それでいつもカッコいいので大丈夫なんです。エフェクトが入る前の編集された映像は見ましたけど、自分の映像を見るのは苦手なんですよ。なので、僕は映像作品にはあまり口出ししません（笑）。

▲ACID ANDROID

──2020年最初で最後のライヴとなった＜ACID ANDROID LIVE 2020＞は、12月28日(月)より配信されますが、このライヴを経て、yukihiroさんの2021年の活動はどのようなものにしたいと考えていますか？

yukihiro：とりあえず制作を進行させて、新曲を完成させたいですね。

──先ほど「今年制作してた中で、今の状態でバンド演奏が想像できるなと思った曲をチョイスした」とおっしゃってましたが、ということは、この2曲以外にも多くの新曲があるんだろうなということが想像できます。近いうちにまとまったものが聴けそうですか？

yukihiro：そうしたいですね。制作進行中です。

取材・文◎吉羽さおり





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