4Kの映像音楽アートプロジェクト第3弾、日本を代表するテクノプロデューサー“Wata Igarashi”の世界初ライブ映像

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“ETCHED”(深く刻む)は、美しい日本の風景と国内エレクトロニックミュージックのアーティストの音楽を4K映像で収録。景色と音楽を組み合わせることで、視聴者の心に「感動」や「発見」を深く刻むアートプロジェクトだ。

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第1弾の伊豆・下田で収録されたKaoru Inoue、第2弾の福島県・裏磐梯で撮影した音楽家Sakura Tsurutaに続く、第3弾には日本のテクノシーンを代表するプロデューサーWata Igarashiがライブセットで登場。

RAが選ぶ「2020年のベスト・トラック」に日本人で唯一選出されたWata Igarashiのライブを映像化するのは世界初となる。撮影は長野県と山梨県の県境、八ヶ岳の南西、リゾート地として知られる清里、高原野菜の産地として知られる川上村、野辺山地域を中心に行なった。Wata Igarashiの緻密で陶酔感のあるサウンドデザインは、ドローン撮影でのダイナミックな風景の浮遊感、疾走感はもちろん、意識を一点に集中させていくような映像とも非常に相性の良い化学反応を起こしていると言えるだろう。今回“山や木々に宿る生命”や“万物にやどる力”というコンセプトを軸に、Wata Igarashiの貴重なライブセットを披露するのに相応しいロケーションを求め、八ヶ岳/南アルプス/奥秩父連山に囲まれる自然豊かなロケーションを選出した。なかでもWata Igarashiの演奏シーンは、1982年3月の開所以来、国内外の多くの研究者により電波天文学の研究や装置の開発・改良などが行われ、これまで世界をリードする研究成果が多数生まれてきた場所、国立天文台 野辺山宇宙電波観測所(Nobeyama Radio Observatory)にて撮影を実施。都市部からの電磁波が及ばない山間部で、宇宙との対話を求め続けるこの施設で撮影できたことは、今回の映像作品のコンセプトをより強くしてくれました。そして、何よりもWata Igarashiの音楽との素晴らしいマリアージュは、精神の中で宇宙旅行に旅立つような感覚を堪能できるに違いない。
なお、昨今の研究費削減の中で、国立天文台 野辺山宇宙電波観測所は施設閉鎖の危機に瀕している。現在、ふるさと納税型のクラウドファウンディングが立ち上げられている。期限は2021年1月18日までとなっている(https://camp-fire.jp/projects/view/339501)。


“ETCHED”は、企画趣旨に賛同する企業/個人の協力によって成り立っており、制作チームはスピードと柔軟性を備えた中小規模の法人とフリーランスで編成されている。本動画の再生による収益はアーティストならびに権利所有者に還元される。同時にSpotifyのプレイリストでトラックリストを公開することで、ユーザーの皆様に散歩や通勤、デスクワーク、食事などあらゆる生活シーンの中で楽しめる。


<ETCHED 003 巡感>

アーティスト:Wata Igarashi
撮影地:日本・八ヶ岳

Executive producer: Yuta Shimizu
Co-producer: Ryo Akamatsu

DOP: Rei Takaji(culture)
Cinematographer: Riku Yoneyama , Kousuke Kurata(culture)
Drone pilot: Kousuke Kurata(culture)
Sound & Booth: 茅野音響
Production Manager: Masahiro Tsuchiya
Production staff: Syuichi Kayano, Noriyuki Zushida
Fixer: Kazuhiro Akamatsu

Supported by:
DAYBREAK
Eild inc.
CULTURE CREATIVE
UNITED WORKS
茅野音響
株式会社 立川智宣
and,a ドローン事業部

国立天文台 野辺山
南牧村農村文化情報交流館ベジタボール・ウィズ
滝沢牧場
山梨県農政部畜産課
まきば牧場

Locations:
野辺山宇宙電波観測所
滝沢牧場
牧場牧場
吐龍の滝
八ヶ岳高原大橋
平沢峠

◆ETCHED YouTubeチャンネル
◆ETCHED Spotifyプレイリスト
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