【コラム】SHINee、2年半ぶり最新作に“K-POPグループからの熱視線”と“唯一無二のカリスマ性”

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SHINeeが2月22日、韓国での7thフルアルバム『Don’t Call Me』をリリースした。本作は、2018年9月に発売された6枚目のアルバム『‘The Story of Light’ Epilogue』以来約2年半ぶりの最新作。これまでも独自の音楽性とトレンドを敏感に取り入れたコンセプトで多くの注目を集めてきた彼らに、今、再び大きな視線が集中している。

◆SHINee 画像 / 動画

【Chapter1】リリース発表前夜に
世界トレンド入り

「“グローバルK-POPリーダー”SHINeeが、7thフルアルバムで華麗にカムバック」──そんな第一報が舞い込んできたのは2月1日のことだ。待望のカムバックのニュースにSNSは凄まじい盛り上がりを見せた。その前日1月31日にはYouTubeおよびNEVER V LIVEのSHINeeチャンネルを通してスペシャルライブ<The Ringtone: SHINee is Back>を開催。ジャケットやミュージックビデオ撮影現場、新曲の歌詞など、ニューアルバム『Don’t Call Me』に関するスポイラーを明かしただけでなく、新曲「Marry You」もステージ初披露した。カムバックへの期待値を一気に増幅させたこの日、“#SHINee_THE_RINGTONE” “#더링톤_샤이니가_돌아왔다”の2つのハッシュタグが世界トレンドランキング1位および2位に急上昇したほか「Marry You」もトレンド入りするなど、アルバムリリース発表前日の時点ですでに彼らの動向が世界の話題となっていた。

また、スペシャルライブ終了後には、ボイスメールを活用した異色の企画『ARSプロモーション』がスタート。アルバムタイトル『Don’t Call Me』にちなんで“電話”をコンセプトにした試みは、初週(1月31日~2月8日)にメンバーたちの声を聞いてボイスメッセージを残すイベント<SHINee is Calling>として実施された。このSHINeeホットラインがオープンするや否や10秒ごとに1000通を超える電話が殺到し、ARSサーバーがダウンするなど大沸騰。2週目(2月9日~2月14日)は、カムバックを準備しているSHINeeのメンバーたちの日常にあるTMIにふれることができる新しいメッセージが公開された。そして3週目(2月15日~)は『Don’t Call Me』をリリース前に聞くことができる収録曲のハイライト音源が毎日1曲ずつ配信されていった。時代にマッチしたスピード感とメンバーと直接つながっているような温度感が伝わる新たな試みに、多くのファンの間に熱狂が広がったのは言うまでもない。


【Chapter2】K-POPアーティストからの
絶大な支持

5月でデビュー13周年を迎えるSHINeeは、本国ではすでにレジェンドの域。スピードの早い韓国芸能界で現在も第一線で活躍できているのは、高い人気と実力を兼ね備えた稀有なグループという何よりの証拠だ。最近では、SHINeeに憧れて芸能界入りを志したアーティストはもとより、バックダンサーとしてライブについた経歴を持つアーティスト、楽曲をカバーやダンスコラボをリクエストする世界的な後輩アーティストたちが続々と登場しているなど、そのエピソードの数々からもSHINeeの偉大さが計り知れる。以下に、その一端をご紹介したい。

同じSM ENTERTAINMENTの次世代グループ・NCTのヘチャンは昔からSHINeeのファンで、テミンに憧れてK-POPアーティストに。初めて買ったCDは、SHINeeの「JULIETTE」(2011年発表シングル)だという。2019年にデビューした5人組アイドル・TOMORROW X TOGETHERのテヒョンも「Replay」のミュージックビデオを見て歌手になることを志願した生粋のSHINeeファンだ。歌番組でMCを担当した際、憧れのテミンのインタビューを務め、あまりのうれしさに大興奮するリアクションが話題を集めた。ファンとの公開コミュニティでSHINeeについての質問を受け、好きな曲に日本語楽曲の「An Encore」「1000年、ずっとそばにいて…」「Love Sick」「Prism」を選曲したところからも筋金入りのファンと見える。また、サバイバルオーディション番組『I-LAND』で選抜されたENHYPENの日本人メンバー・ニキは、かつてSHINeeのキッズダンサーとして活躍。バラエティ番組でSHINeeの完璧なカバーダンスを披露したこともある。




世代が少し上がると、TWICEのモモ&ジヒョはテミン本人と共にコラボステージを歌謡祭で披露。テミンのソロ曲「Goodbye(さよならひとり)」を本家とは一味違う男女ボーカルと圧巻の3人のダンスで湧かせた(テミンは、練習生時代から一緒の親友・EXOのカイ、親交のあるBTSのジミンともそれぞれ自分たちで作り上げたコラボステージを披露したことがある)。セクシーさ溢れるダンスが特徴的なテミンの韓国2ndフルアルバムのタイトル曲「MOVE」は、リリース当時、TWICE、AOA、女優のキム・ソンリョンらダンスカバーに挑戦する者が続出した。

2018年12月以降は年上の3人(オンユ、キー、ミンホ)が相次いで徴兵のため入隊し、ここ数年は必然的にテミンの活動にスポットが当たっていたが、それを差し引いても最近のテミンに寄せられる後輩からの支持は凄まじいものがある。小学生でSM ENTERTAINMENTのオーディションに合格し、慣れない寮生活のホームシックを乗り越えて血のにじむような努力を重ね、今ではK-POPアイドルのトップクラスもといわれる高いダンススキルを身につけたテミン。“SHINeeのダンスマシーン”から今では世界が認めるパフォーマーへと成長した姿は後輩の憧れそのものであり、希望だ。

前述のテヒョンは過去にライブでこんな話を披露している。「練習生時代、僕を1時間でも長く残させてくれた原動力がテミン先輩でした(中略)努力は無駄にならないとテミン先輩を見て感じた」。一挙手一投足が芸術品のように美しい彼のように踊りたい、少しでも近づきたいと願う後輩は今も後を絶たない。あまりの多さに「テミンがまたロールモデルだね」という意味の「テムトロール」という言葉も生まれ、韓国のバラエティ番組ではテミンを敬愛するアイドルたちが集まる「テムトロール選抜大会」なる企画が放送されたことも。SHINeeのファンを公言する新人グループも2010年代後半から続々と増えてきている印象だ。


▲ONEW(オンユ)


▲MINHO(ミンホ)


▲KEY(キー)


▲TAEMIN(テミン)

【Chapter3】2年半ぶり最新作
『Don’t Call Me』の全貌

アルバム収録曲の具体的な内容を心待ちにしていたファンも多いことだろう。まずアルバムタイトルの『Don’t Call Me』には“枠にとらえられた視線でSHINeeを定義するな”という意味が盛り込まれていて、そのテーマ通り、多彩な全9曲がコンパイルされている。

タイトル曲「Don’t Call Me」は恋にとことん裏切られた主人公が“相手に電話するな”と警告する歌詞が印象的なヒップホップベースのダンス曲。どこかミステリアスでダークな雰囲気が漂いヒステリックな感情を表現したボーカルも強烈だ。1月のスペシャルライブで初披露された「Marry You」はゆったりとした大人なムードのナンバーで、程よい抜け感と洒脱なサウンドが聴けば聴くほど心地よい。2008年のデビュー曲「Replay -君は僕のeveryting-」で“ヌナ(年上の女性)”に恋をし、2015年の4thアルバム『Odd』収録曲「Love Sick」でヌナとの交際に成功した年下男子がついにプロポーズして結婚……!?という13年越しのハッピーエンドを思わせる歌詞にも注目が集まっている。さらに、ファンキーなエレキギターの旋律が際立つダンスヒップ曲「Heart Attack」、ハンドクラップのクールなイントロで始まるライブで盛り上がること必至の「I Really Want You」、美しく優しいボーカルに心がとろけそうなバラード「빈칸 (Kind)」など、期待を裏切らないラインナップが胸を躍らせる。



▲7thフルアルバム『Don’t Call Me』

【Chapter4】K-POP界ロールモデル
としてのカリスマ性

2008年のデビュー当時は“年下の男の子”感や少年らしさが大きな魅力だったが、現在、唯一無二のカリスマ性を備えたK-POP界のロールモデル的な存在に成長したSHINee。女性だけでなく男性も憧れるカッコよさはグローバルスターの階段を上がるための絶対条件であり、彼らはすでにそれを備えていると言える。

年齢とキャリアを重ねるたびに輝きを増すSHINeeの“今”が詰まった最新作『Don’t Call Me』に関して、2月22日に自身初のオンライン・グローバル公開インタビュー会が開催され、オンユは「新しい制作スタッフと息を合わせてSHINeeの新しい姿をたくさんお見せしようと頑張りました」、ミンホは「久しぶりのアルバムなのでメンバーが情熱的に準備しました」と力強く。テミンはタイトル曲「Don’t Call Me」について「新しいものをお見せしなくちゃと思っていたし、これぐらいの変化がなければ大きな音楽的な変化が際立たない」と、SHINeeのさらなる新たな試みをアピール。キーは「(SHINeeらしい音楽は?の問いに)音楽で定義することはできないですが、SHINeeがすることがSHINee化することだと最近悟りました。SHINeeがSHINeeだというのが一番」と独自の道を突き進む彼ららしい発言も。デビュー13年目でも攻めの姿勢を崩さず、挑戦と追及をやめないSHINee。今後もますますそのカリスマ性に磨きがかかっていくことだろう。

取材・文◎川倉由起子


■7th Full Album『Don’t Call Me』

▼デジタル:2021年2月22日(月)18:00〜配信開始
https://lnk.to/D7CMSH

▼CD:2021年3月19日(金)発売
¥2,400+税
UNIVERSAL MUSIC STORE 予約ページ: https://store.universal-music.co.jp/artist/shinee/

【FAKE REALITY Ver.】
フォトブック(88p) FAKE REALITY Ver.
▼付属品
・折り畳みポスター:4種の中でランダム1種 封入 (バージョン共通)
・折り畳み歌詞:バージョン別1種 (FAKE REALITY Ver.)
・ポストカード : 2種の中でランダム1種 封入 (FAKE REALITY Ver.)
・フォトカード :4種の中でランダム1種 封入 (FAKE REALITY Ver.)
・バージョン別特典テレフォンカード (FAKE REALITY Ver.):5種の中でランダム1種 封入
+ 外付けポスター (FAKE REALITY Ver. / 920*610)

【REALITY Ver.】
フォトブック(88p) REALITY Ver.
▼付属品
・折り畳みポスター : 4種の中でランダム1種 封入 (バージョン共通)
・折り畳み歌詞 : バージョン別1種 (REALITY Ver.)
・ポストカード : 2種の中でランダム1種 封入 (REALITY Ver.)
・フォトカード :4種の中でランダム1種 封入 (REALITY Ver.)
・バージョン別特典フィルムトレ (REALITY Ver.):5種の中でランダム1種 封入
+ 外付けポスター (REALITY Ver. / 920*610)

▼収録曲
01. Don’t Call Me
02. Heart Attack
03. Marry You
04. CØDE
05. I Really Want You
06. Kiss Kiss
07. Body Rhythm
08. Attention
09. 빈칸 (Kind)

▼UNIVERSAL MUSIC STORE 限定特典




■日本テレビ『スッキリ』

放送予定:2021年3月2日(火)8:00~10:25
※SHINeeは「WEニュース」コーナー(9:30頃~)に出演予定
※生放送のため、放送日時・番組内容は予告なく変更になる場合があります。

■「Don’t Call Me」キャンペーン

▼<LINE MUSIC再生キャンペーン>
実施期間:2月22日(月)18:00配信以降~3月2日(火)23:59
特典内容:タイトル曲「Don’t Call Me」を300回以上聴いて応募された方全員に、SHINee LINE MUSIC限定セルフィー画像を1枚プレゼント

▼<Spotify SNSシェアキャンペーン>
●概要●(1) Spotifyでタイトル曲「Don’tCall Me」を再生
(2) 再生中にSpotifyの「シェアする」を選んで、TwitterまたはInstagramに楽曲をシェア。投稿した投稿画面のスクリーンショットを応募フォームに送信
●特典内容●
・2月22日(月)~3月1日(月)17:59迄に送信された方全員:SHINee限定動画コメントPart1が視聴できます
・3月1日(月)18:00頃~3月8日(月)17:59迄に送信された方全員:SHINee限定動画コメントPart2が視聴できます

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