【インタビュー】ASH DA HERO、2021年新曲連続配信やZepp Tokyo決定など無敵の爆進と理由「ネガティヴを受け入れるってこと」

■「必ず自力でZepp Tokyoに戻ってくる」
■という発言をしたんですよ、2015年に

──話している段階では、4月17日の名古屋のライブが終わったばかりです。手応えは？

ASH：相当ありますね。またひとつ自信につながってます。自分の歌もかなり仕上がっているし、変わっているんで。名古屋公演に来てくださった方々が、Twitterなどで熱く感想を書いてくれているんですが、それが全てだと思います。“こんな3ピースは観たことない”とか、“声を出せないなかで、こんなに汗だくになるライブは初めて”とか、そういう感想が多いんですよ。つまりは、そういうこと。声を出せなくても、モッシュしなくても、汗だくになって、翌日は筋肉痛になるってライブを、僕は編み出したんです。それを体感してもらえるはずだから、是非、イメージだけで今のライブシーンを捉えている方には遊びに来てほしいですね。全部をひっくり返せると思っているんで。

▲ASH DA HERO

──あと9月4日にZepp Tokyo公演＜ASH DA HERO LIVE 2021“THE SHOW MUST GO ON”＞開催が決まりました。3ピースで行なっている今のツアーとは、また全然違ったイメージやコンセプトですか？

ASH：全然違います。僕の中では、“NEW ERA”は“THE SHOW MUST GO ON”に向けてのひとつのロード(道)になってます。“THE SHOW MUST GO ON”は、今年ASH DA HEROが音源やライブを通して伝えたいことのストーリーの終点。同時に、次に始まる物語の始点でもある。どんな編成になるのかもワクワクしていてほしいし、Zepp Tokyoでも今まで観たことないような新しいショーの形を提示できると思ってます。それを自身過去最大キャパというチャレンジングなライブハウスでやることに、全てを込めるということですね。

▲ASH DA HERO

──9月までに曲もどんどん書いていくだろうし、今のツアーを経て生まれる必然性ある曲も形になるだろうし。

ASH：そうです。まさに今回のツアーをやりながら、“こういう曲があるといいよな”ってものも作っていて。“THE SHOW MUST GO ON”で初お目見えになる曲もあるだろうし。あと、Zepp Tokyoは、ASH DA HEROにとってターニングポイントになったライブハウスでもあるんです。2015年にVAMPSの＜VAMPS LIVE 2015-2016 JOINT 666＞のオープニングアクトとして出演させていただいたんですけど、その時に僕は初めてZepp Tokyoのステージに立ったんです。ライブ中も、ライブ直後のBARKSインタビューでも、「必ず自力でここに戻ってくる」という発言をしたんですよ。“あいつ、大口叩いてるよ”とか思われていたかもしれないけど、それは僕の中では普通に思っていたこと。当然、目標にしてきたライブハウスなんで、強い思い入れもあります。でも、ここも通過点でしかない。ここを超えていかなければ、自分のアーティストとしての目標には到底、辿り着けないんでね。9月4日のZepp Tokyo公演は、ASH DA HEROがもうひとつギヤを上げるライブになると思ってます。必ず観に来てください。

取材・文◎長谷川幸信
撮影◎堅田ひとみ








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