【俺の楽器・私の愛機】316「艶ぁな真空管」

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【MESA/boogie Maverick】(福岡県 はじめ 昭和産)


1990年代、北九州・小倉のヤマハに鎮座していた計11本の真空管、出力35wという珍しい一台。

ヘヴィサウンドのイメージが強いメーカーのアンプですがCLASS Aというシステムで未だによく分かっていないけどクリーンはめっちゃキレイに。歪みチャンネルはMESAっぽくもありつつライト。Dual Rectifierの表記もあるのに。


HR/HM好きがあのMESAと思って使ってみるとやはりそれほど歪まない。これがその後のプレイスタイルを変えていきました。ゴーワーな歪みというよりは一つ一つノートが聴き取れる。真正面にペタんっと座ってケーブル一本で繋げるとえも言われぬ艶ぁな音色。ややこしいプレイでもないのに届く音というか。ご多分に漏れずボリュームは充分に上げられない環境ですが、控えめな音量でも十分にリッチなサウンドを楽しむコトができます。

最近DTMを導入し、ソフト音源を使う機会も増えましたが、やはり真空管アンプの目の前でペタんと座って聴く音色には及ばないなぁと。今回maverickの意味を初めて調べるとなかなか興味深い。引き続きよろしくお願いします。


   ◆   ◆   ◆

MaverickはEL34ではなく小出力のEL84を用いたブティック系アンプですね。おっしゃるとおり、レクチと聞けばあの歪みを想像してしまうけど、もともと「Dual Rectifier=整流管を2本使ってます」というだけの意味で、歪みの量やパワー感とは無関係な要素なのに、どうにも勘違いしちゃいますよね。でもこのMaverick、艶かしく粘りのあるウォームなチューブサウンドはEL84ならではの魅力。良いアンプです。(JMN統括編集長 烏丸)

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 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
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 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
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 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
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