【俺の楽器・私の愛機】338「これぞ職人気質!魂を感じずにはいられない1本」

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【1988 Zemaitis Metal Front Custom Deluxe】(東京都 百鬼夜行)


既に亡くなられ、最近は滅多に目にすることもなくなってきた87年にトニーが製作したオリジナルZemaitisです。

Zemaitisは全てオーダーで作られており、全く同じギターは存在しません。今のライセンス品とは全くの別物です。今迄12本程のZemaitisを入れ替えで所有しましたが、最後に残したのが、このギターです。

オーダー主の拘りが出たのがネックで、なんとネック幅が46mmある超ワイドネック、相当手の大きい人なんでしょうね。でも慣れると以外にも弾きやすいんです、これが!

次に残した理由が音で、Zemaitisというとアルミで作られたブリッジ、テールピースが目にとまりますが、サスティーンや倍音で選ぶならTOMと個人的には思います。それと合わせて指板にエボニーでなくローズが使われているのもポイントで、ギブソン的なサウンドを求めるアメリカからのオーダーはグレードに関係なくローズにTOMの組み合わせが多いようです。

3つ目の理由はルックス、テレキャスシェイプのメタルに、クラウンヘッドに菱形エンブレムの組み合わせは、まず他にない唯一無二の1本です。

レスポールとストラト以外で唯一好きなのがZemaitis、トニーの魂を感じ、これからも大切に弾いていくギターです!



   ◆   ◆   ◆

すげえの来た。憧れのまま結局一度も手にしたことのないZemaitisだ。だってとても手が出る価格じゃなかったし。いやー、カッコいいなぁ。このヘッドも見たことないな。それだけネックがぶっといと鳴りも違うでしょうね。ドガンと分厚い音がしそう。てか、その昔はゼマティスと言っていたので未だにゼマイティスとうまくいえないのは私だけでしょうか…。(JMN統括編集長 烏丸)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

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