【ライブレポート】B.O.L.T、結成2周年記念ライブで初の東名阪横ライブツアー開催を発表

B.O.L.Tが7月15日、東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて＜B.O.L.T 2nd ANNIVERSARY LIVE＞を開催した。

◆ライブ写真

同ライブはB.O.L.T結成2周年を記念して、結成日である7月15日に開催された特別なもの。ステージでは、本日から配信がスタートした2周年記念配信限定楽曲「夕日の後の夜に」を含む全17曲が披露された。同公演のライブレポートをお届けする。



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梅雨明け間近となる初夏の7月に渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて開催された、B.O.L.T結成2周年記念＜B.O.L.T 2nd ANNIVERSARY LIVE＞。同ライブは新型コロナウイルス感染拡大防止対策を順守し、久しぶりの有観客ワンマンライブとして開かれた。



メンバーの内藤るなが「今日は2周年です！ピースでいくよー！！」とライブの開幕を告げると、集まったファン達は結成2周年を祝う万雷の拍手とペンライトとピースでメンバーを迎えた。「OUR COLOR」「夜更けのプロローグ」と今のB.O.L.Tを象徴するかのような自分たちならではの楽曲を立て続けに披露すると、開幕から勢いづくライブにファン達は一気に盛り上がった。


この日初のMCはもちろん結成2周年の話題から。高井千帆が「みなさん、今日は平日でお忙しい中集まって頂きありがとうございます！みんながいてくれる記念日って最高です！私たちの2年間と今のB.O.L.Tをしっかりと感じさせるような熱いライブにしていきたいと思います！」とB.O.L.T結成2周年を支えてくれたファンのみなさんへの感謝と今日のライブへの意気込みを述べると、集まったファン達からは呼応するかのような思い思いのメッセージが込められた拍手が贈られメンバーを包み込んだ。


続くパートでは、「SLEEPY BUSTERS」「BON-NO BORN」「宙に浮くぐらい」「淡い空」とライブ定番の盛り上がる楽曲からしっとりと聴かせる曲までB.O.L.Tの成長をバリエーションの広さで表現。楽曲に応じてファン達は盛り上がったり、聴き込んだりとそれぞれの楽しみ方でB.O.L.Tのパフォーマンスを楽しんだ。


その後のMCでは、メンバーのあやなのこと白浜あや・青山菜花の話題へと。B.O.L.T結成と同時に当時小学校5年生でデビューしたふたりに対し「本当に成長したね！」と高井千帆・内藤るなが成長を懐かしむと、白浜あやは自身のデビュー2周年を振り返り「あっという間でした！ずっと楽しくてもう時間が止まってほしいくらいです！」と、青山菜花は「私もあっという間でした。これからももっと成長していきたいです！」と話し、ファンからはふたりの成長をこれからも見守るかのような拍手が湧き起った。



中盤パートでは、「わたし色のトビラ」「スーパースター」「axis」「スマイルフラワー」「Don‘t Blink」と5曲続けて披露。順番に続いていくカノンの振り付けが印象的な「わたし色のトビラ」で視線を集めると、「スーパースター」では一気にファンは聴き込むモードへと。



2020年7月に1周年を記念してリリースされた1stアルバム『POP』のリード曲である「axis」、そして2021年5月にリリースされたばかりの「スマイルフラワー」、ドラマ主題歌にもなった「Don’t Blink」とB.O.L.Tの足跡を巡るような、この日ならではの演出が繰り広げられた。


その後のMCでは、メンバーから「ここで発表があります！」とアナウンス。高井千帆から「なんとB.O.L.Tライブツアーの開催が決定しました！」とB.O.L.T初の東名阪横ライブツアーの決定が発表され、集まったファン達の盛り上がりは最高潮に。

＜#BOLT関東デマス ～初ライブツアーの巻～＞と銘打たれたライブツアーの名の通り、B.O.L.Tワンマンライブとしては初めて関東以外で開催されるライブとのことで、8月9日東京キネマ倶楽部からスタートし、9月4日大阪 ESAKA MUSE、9月12日名古屋CLUB QUATTRO、9月23日横浜ベイホールと会場日程が発表され、内藤るなからは「今年は熱い熱い夏にしちゃいましょう！」と意気込みが語られると、これから到来する熱い夏の予定にファン達は大いに期待を寄せていた。



続くパートでは青山菜花の歌い出しが印象的な「足音」から始まり、本日2周年を記念して配信限定で配信された楽曲「夕日の後の夜に」を初披露。初めて観るパフォーマンスにファン達の視線は釘付けに。

その後、B.O.L.T始まりの楽曲でもある「星が降る街」をここで披露。走馬灯のように駆け抜ける2年の思い出をよぎらせながらも、まだまだ続くB.O.L.Tの成長を予感させるようなパフォーマンスにファン達は腕を上げて呼応し、この日一番の盛り上がりを見せた。



まだまだ休ませないと言わんばかりの楽曲「寝具でSING A SONG」を披露した後、高井千帆が「B.O.L.T 2nd ANNIVERSARY LIVE楽しんで頂けましたかー？私たちもこうして大好きなみなさんと一緒に今日という大切な日を楽しむことができて本当に幸せでした！」と話すなど、ファンとの絆を改めて深めて本編が終了した。



まだまだ物足りないという思いのこもったアンコールの拍手が途絶えることなく続き、メンバーは2周年仕様のB.O.L.T非売品Tシャツをまとって再び登場。内藤るなが「アンコールありがとうございます！“ここから”まだまだ盛り上がっていきましょう！」との掛け声とともに、特別な場でしか披露することのない楽曲「ここから」でアンコールの幕を開くと、思いを汲んだかのようなファン達の大きな拍手が会場中に鳴り響いた。


改めてMCでは、メンバーから2周年を支えてくれたファンへ感謝の言葉が述べられ、集まったファン達と記念撮影を行った。いよいよライブも終盤に差し掛かり、この日を締めくくる楽曲へ。本編でも披露された今のB.O.L.Tの最新楽曲として、本日2周年結成記念日に発表された「夕日の後の夜に」を最後に披露し、＜B.O.L.T 2nd ANNIVERSARY LIVE＞を大成功に収めた。


2周年を迎え3年目に突入したことに対し、白浜あやは「みなさん今日はB.O.L.T2周年ライブにお越し頂きありがとうございます。平日なのにこんなにたくさんのみなさんが来てくださって嬉しいです。私が初めてメンバーに会った時は、るなちゃん・ちぃちゃんがお姉さんすぎてびっくりしました。手を引っ張らないかなと……」と足を引っ張るという言葉を間違いながらも、「一緒に練習していく中で、なのちゃんと支えあって不安なんてどこかに吹き飛ぶくらい毎日が楽しくて、みなさんの温かい愛をもらっているなと感じました。本当にこのメンバーでよかったなと思います。B.O.L.Tのメンバーになれてよかったー！」とコメント。

青山菜花は「楽しかった方はB.O.L.TのBを作ってください！」と無茶ぶりをしながらも、「デビューしたての頃はどうやって話せばいいのかわからなかったんですけれど、優しいファンのみなさんのおかげで成長できました。これからも成長を見守ってください。そんなみなさんが大好きです！」と語った。

内藤るなは「ファンのみなさんB.O.L.Tのライブ楽しいですかー？これからもたくさんみなさんのことを幸せにできるように、もっともっとB.O.L.Tと一緒にいたいなと思ってもらえるように3年目も突っ走っていきたいと思います！」と話す。

高井千帆は「B.O.L.Tにとって大切な日に大好きなみなさんにお会いできていることは本当に嬉しいことだなって思います。いろんなことがあった2年間でした。嬉しいことや大変なこともたくさんありましたが、どんな状況でも変わらず応援してくださるみなさんがいることを当たり前のことじゃないと思っていて、感謝の気持ちでいっぱいです。ひとりひとりが輝いていけるグループになっていきたいなと思っています。みなさんがいてこそのチームB.O.L.Tです。チームB.O.L.Tで今が一番楽しいと思えるような瞬間を作っていきたいなと思います。3年目のB.O.L.Tも応援よろしくお願いします！」と感謝を述べて、B.O.L.Tのまだまだ続く成長を予感させる2周年記念ライブは幕を閉じた。



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B.O.L.Tは9月1日に2ndアルバム『Attitude』を発売予定。初の東名阪横ライブツアーは、オフィシャル先行がスタートしており、プレイガイド一般販売は7月28日18時より行われる。

結成2周年を記念した配信限定楽曲「夕日の後の夜に」は開花俊介による提供曲で、2ndアルバム『Attitude』の前日譚の位置づけとなる作品。デビューアルバム『POP』から2枚のシングルを経て、“内省的で感受性を伝える世界感”から“より外へ能動的な姿勢”を掲げようとしていくB.O.L.Tの変化をテーマとしたメッセージが綴られている。

また、B.O.L.T結成2周年を記念して、公式LINEブログも開設。今後のスケジュールやリリース情報は、オフィシャルサイトやTwitterなどで随時更新されていく。

写真◎笹森健一




◆B.O.L.T オフィシャルサイト