CHAI、ニューシングル「miniskirt」ゲリラリリース。MVでミニスカ派とロンスカ派の派閥争い

Duran Duranの新曲「MORE JOY!」にフィーチャリングされるなど、ワールドワイドな活躍が止まらないCHAIが、ニューシングル「miniskirt」を本日8月27日にゲリラリリースした。あわせて、本日18時にミュージック・ビデオも公開を予定している。

「miniskirt」は、海外チャートで主流となっているフックを抑えたクールなトラックに、CHAIのメロディセンスやハーモニーをどう融合させるか、をテーマに作られた楽曲。アルバム『WINK』でタッグを組んだ海外クリエイターと共に、ジャネット・ジャクソン、ボブ・マーリー、サンダー・キャット、ジャパニーズ・ブレックファーストなどからインスパイアを受けて制作された。メロディの細かなアレンジや、日本語と英語のバランスにもこだわり、何度も歌の作り直しを重ね完成に至ったという。丁寧に組み立てられた打ち込みトラックに、YUNAの生ドラムが重なったリズムアレンジ、KANAのアグレッシブなギタープレイがエッセンスとなり、CHAIにしか出せないミクスチャーサウンドに仕上がった。

作詞を担当したMANAは、「ミニスカートが、肌を見せるワクワクとドキドキを教えてくれた。私は日本で生まれ育って、日本にはいいところもたくさんあるけれど、自分が本当に着たい服を着づらい、そんな”生きづらさ”もある」という思いを抱え、好きな洋服を着て、自分を見せることの幸せをテーマにしたかったと語っている。これまで様々な角度からポジティブなメッセージを発信してきたCHAIであるが、この楽曲も、今や世界的なムーブメントとなっている「セルフラブ（自己愛）」について、新たなメッセージのひとつとなっている。

ミュージックビデオは、曲のキーワードの「ミニスカ」「肌見せ」からイメージを膨らませ、MANA&KANAによるミニスカ派と、YUUKI&YUNAによるロンスカ派の派閥争いを描いている。自分たちの正義である「かわいい」は人と違うかもしれない、そして自分には無かった考えの「かわいい」は新しい扉なのかもしれない、それらのメッセージをバトルを通して気付いていく、というストーリーに仕上がっているそうだ。またエンディングで、ミックスされたNEO形態になって登場するCHAIに注目してほしいとのことで、一度の人生の中で、何度でも生まれ変わろう！そんなメッセージが込められているという。