LA発エレクトロ・インディーポップ“マグダレーナ・ベイ”、デビューAL『Mercurial World』リリース

LAに拠点を置くエレクトロ・インディーポップ・デュオのマグダレーナ・ベイが遂にデビュー・アルバムをリリースした。

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どこか懐かしいような、レトロでオールドスクールなスタイルに現代のアイディアが散りばめられた彼らの世界への招待状。今年耳にする最も魅力的で、新鮮で、エキサイティングなポップ・レコードの1つであるアルバム『Mercurial World』は、作詞作曲・プロデュース・演奏・ミックス・マスタリングなど全て彼ら自身によるもの。

前作EP『A Little Rhythm and a Wicked Feeling』(パンデミック開始頃2020年3月リリース)に続く作品となる本アルバム。昨年のパンデミック初期の中、予定されていたUKバンド、ケロケロボニト）やNZバンド、ユミ・ゾウマとのソールドアウト・ツアーはあいにくキャンセルとなったマグダレーナ・ベイは、困難を乗り越える手法を見出した。それは隔離生活の中での繁栄、果てしないネガティブ・ニュースの超越、そして外に出れない状況の中で人々の関心を集めること。もともとネット社会の中で生きていた二人にとってはまるで来るべくして来たタイミングだった。SNSを駆使しながら自然発生的に熱烈ファンを増やし、ヒプノティックで儚い音楽を突発的に打ち放していった。

Y2K(2000年問題)風の没入型公式サイトをはじめ、デビュー・アルバムに際して潤沢なビジュアル世界を功名に設計したマグダレーナ・ベイ。アルバムからのシングル曲「Chaeri」「Secrets (Your Fire)」に関してはそれぞれMVの別バージョンとしてこだわりの日本語歌詞付きバージョンを制作。本人たち曰く「SNSやYouTubeでこれらの曲への反応が日本から届いていることに気が付いて、日本のファンとつながれる手段にしたかったの！」。

本作リリースを皮切りに、マグダレーナ・ベイの全米18か所のツアーがはじまる。



◆マグダレーナ・ベイ オフィシャルサイト