ディープ・パープルのロジャー・グローヴァー「ロックダウンは引退のリハーサルだった」

ディープ・パープルのロジャー・グローヴァー(B)は、ロックダウン中、バンド活動が休止したことで、リタイア後の生活を試行したような気分になったという。そして改めて、まだ止められないと実感したそうだ。
◆ディープ・パープル画像
彼は『Classic Rock』のインタビューでこう語っている。「ある意味で、COVIDのロックダウンは僕らにとって引退のドレス・リハーサルみたいなものだった。家族との時間を持てたこの機会を楽しんだと同時に、僕らの誰もが、音楽や芸術的表現なしの人生を送る準備はまだできていないことが明白となった。僕らは、このバンドの活動をすごく楽しんでいる」「ディープ・パープルを永遠に続けることはできない。でも、止めるっていうのはいいアイディアじゃない。現時点、考えていない」
ディープ・パープルは11月、彼ら初となるカヴァー・アルバム『Turning To Crime』をリリースしたが、グローヴァーは「僕らの中にはまだ“ちゃんとした”パープルのアルバムがあると思う」と、さらなる新作への意気込みを口にしている。
ディープ・パープルは、2月に約2年ぶりにライヴ活動を再開する。
Ako Suzuki
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