ウッドストック・フェスティバルの共同主催者、マイケル・ラング氏が死去

ツイート

1969年にウッドストック・ミュージック&アートフェスティバルを開催した主催者の1人、マイケル・ラング氏が1月8日、亡くなった。77歳だった。

稀な型のリンパ腫を患っており、ニューヨーク市内の病院で息をひきとったという。彼の同業者で長年の友人であるMichael Pangnotta氏は「伝説のウッドストック・アイコンで長年家族ぐるみの友人だったマイケル・ラングが、短い闘病後、77歳で亡くなった。安らかに」と、訃報を伝えた。

ラング氏は大学中退後、フロリダに移住し、コンサート・プロモーターの仕事を開始。1968年に、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス、チャック・ベリー、マザーズ・オブ・インヴェンションらが出演した<マイアミ・ポップ・フェスティバル>を共同主催し、翌年24歳のとき、ジョン・P・ロバーツ、ジョエル・ローゼンマン、アーティ・コーンフェルドと共にウッドストック・フェスティバルを開催した。

その後<ウッドストック ‘94>、<ウッドストック ‘99>も主催。2019年には、ウッドストック50周年記念フェスティバルを開催しようと奔走したが、叶わなかった。

コンサート・プロモーターだけでなく、アーティストのマネージメントにも従事し、ジョー・コッカーとは20年以上の付き合いだった。





Ako Suzuki
この記事をツイート

この記事の関連情報